旅行や外出先で髪を整えたいときに便利なのが、コンセントなしで使えるコードレスストレートアイロンです。ただし、コードレスモデルは通常のストレートアイロンよりプレートが小さい製品が多く、前髪のお直しに向く製品と、後ろ髪までしっかり伸ばしたい人に向く製品では選び方が異なります。
特に人気のReFa(リファ)フィンガーアイロンシリーズは携帯性に優れていますが、プレートの細さを特徴とする製品なので、ロングヘアの後ろ髪を一度にたくさん挟みたい場合には注意が必要です。この記事では、予算2万円以下を目安に、旅行用コードレスストレートアイロンを選ぶ際に確認したいポイントと、リファがどのような人に向いているのかを整理します。
旅行用コードレスアイロンは「前髪」と「後ろ髪」で必要な性能が違う
コードレスアイロン選びで最初に考えたいのが、どの範囲の髪をセットしたいのかです。前髪、顔まわり、後れ毛だけなら、プレートが細く小さい製品のほうが細かな操作をしやすくなります。
反対に、後頭部やロングヘアまでストレートにしたい場合は、ある程度プレート面積があるほうが効率的です。小型プレートでも後ろ髪を伸ばすこと自体はできますが、一度に挟める毛束が少なくなるため、髪の量や長さによっては何度もブロッキングして通す必要があります。
例えば、旅行先で「朝に前髪を整え、毛先を少し内巻きにする」という用途なら小型モデルとの相性は良好です。一方、「寝癖がついたロングヘア全体をストレートに戻したい」という用途では、プレート幅と使用可能時間を重視したほうが使いやすくなります。
ReFa FINGER IRON ST 6は前髪・顔まわり重視なら有力
携帯性を重視する場合、有力な候補の一つがReFa FINGER IRON ST 6です。メーカー公表価格は14,960円(税込)で、予算2万円以内に収まります。約150gと軽量で、コードレスで使用できるため旅行用として持ち運びやすい製品です。[参照]
最大の特徴は幅6mmの非常に細いプレートです。メーカーも生え際、前髪、毛先など少量の毛束を細かくスタイリングする用途を想定しており、160℃と180℃の2段階で温度を選択できます。
そのため、前髪や顔まわりをきれいに整えたい人には魅力があります。一方、この6mmという細さは、後ろ髪全体を短時間で伸ばす用途では弱点にもなります。後ろ髪にも使用できますが、一般的なストレートアイロンのように幅のある毛束を一度に挟む使い方とは性格が異なります。
リファのフィンガーアイロンで後ろ髪は巻ける?
フィンガーアイロンでも後ろ髪の毛先を内巻き・外ハネにしたり、少量ずつニュアンスを付けたりすることは可能です。むしろ本体が小さいため、細かな毛束を操作したい場面では扱いやすさがあります。
ただし、肩より長い髪を全体的にストレートにしたり、後頭部の大量の髪を短時間で仕上げたりする用途では、プレートの小ささがネックになりやすいでしょう。特に毛量が多い人は、一度に挟む毛束を少なくする必要があります。
さらにReFa FINGER IRON ST 6のメーカー公表のコードレス使用時間は、満充電から約18~21分です。前髪や毛先のお直しには十分実用的な時間ですが、髪全体をじっくりセットする場合は時間配分を考える必要があります。[参照]
後ろ髪にも使いたいならプレート幅を確認する
前髪だけでなく後ろ髪にも積極的に使用したいなら、製品名や最高温度だけで判断せず、プレートの長さと幅を確認することが重要です。プレートがある程度広ければ、一度に挟める髪が増えるため、全体をストレートにするときの作業時間を短縮できます。
目安としては、前髪や顔まわり中心なら極細・小型プレート、前髪と後ろ髪の両方を重視するなら15~20mm前後など、ある程度幅のあるコードレスモデルも比較すると選びやすくなります。ただし、プレートが大きくなるほど本体サイズや重量も増える傾向があるため、旅行用ではバランスが重要です。
例えば「前髪7割、後ろ髪3割」くらいならフィンガーアイロン系が使いやすい一方、「前髪3割、後ろ髪7割」であれば、多少大きくても幅広のプレートを搭載したモデルを選ぶほうが快適になりやすいでしょう。
価格を抑えるなら無印良品などのコードレスモデルも比較
予算をできるだけ抑えたい場合は、無印良品の「トラベル用コードレスストレートヘアアイロン」のような旅行向け製品も比較対象になります。リファほど細かなニュアンススタイリングを前面に出した製品ではありませんが、旅行先で前髪や毛先を整えることが目的なら、価格差を含めて検討する価値があります。
コードレスアイロンは高価なほど必ず使いやすいわけではありません。プレート形状、最高温度、温度調整、重量、充電時間、連続使用時間などが自分の用途に合っていることのほうが重要です。
特に旅行専用として年に数回しか使わないのであれば、数千円クラスの製品を選び、その分を旅行用品などに回す考え方もあります。一方、日常的に外出先で前髪を直すなら、軽量性や操作性を重視してリファなどを選ぶメリットが大きくなります。
旅行では飛行機への持ち込み条件にも注意
コードレスヘアアイロンにはリチウムイオン電池を使用する製品があります。飛行機を利用する旅行では、購入前に航空会社の手荷物ルールを確認しておくことが大切です。
特に注意したいのが、電池を取り外せないコードレスヘアアイロンです。航空会社や製品仕様によって機内持ち込み・預け入れの扱いが異なる場合があるため、「旅行用だからコードレスが便利」という理由だけで購入すると、飛行機で困る可能性があります。
国内旅行でも飛行機を利用する予定があるなら、購入候補の製品型番を決めた段階で、利用する航空会社の最新ルールとメーカーの案内を確認しておくと安心です。
コードレスと有線のどちらを旅行用に選ぶべき?
ホテルでしかアイロンを使用しないのであれば、実は有線の小型ストレートアイロンも有力です。有線タイプは充電残量を気にせず使用でき、コードレスより大きなプレートを採用した製品も選びやすくなります。
一方、テーマパーク、ライブ、結婚式、長時間の外出などで途中のお直しをしたい場合はコードレスのメリットが大きくなります。化粧室などコンセントが使えない場所でも短時間で前髪を整えられるからです。
「ホテルで髪全体をセットする」のか、「外出先で前髪を直す」のかを先に決めると、必要なアイロンがかなり明確になります。
2万円以下で選ぶときのチェックポイント
旅行用コードレスストレートアイロンは、価格だけではなく次の項目を比較すると失敗しにくくなります。
- 前髪中心か、後ろ髪まで使用するか
- プレートの幅と長さ
- 本体重量と収納時のサイズ
- 設定できる温度
- 満充電で使用できる時間
- 充電に必要な時間
- 充電しながら使用できるか
- 耐熱キャップや収納ケースの有無
- リチウムイオン電池の取り外し可否
- 飛行機を利用する場合の持ち込み条件
髪が短い人や前髪中心ならプレートの小ささはメリットになりますが、ロングヘアや毛量が多い人では逆に作業時間を増やす原因になります。スペックの優劣ではなく、自分の髪型と使い方との相性で選ぶことがポイントです。
まとめ:前髪重視ならリファ、後ろ髪重視ならプレート幅も比較しよう
2万円以下の旅行用コードレスストレートアイロンを探す場合、ReFa FINGER IRON STシリーズは携帯性と細かなスタイリングを重視する人に向いた選択肢です。特に前髪、生え際、後れ毛、毛先などを外出先で整えたい用途との相性に優れています。
一方、後ろ髪全体をしっかりストレートにしたい場合や、ロングヘアを短時間でセットしたい場合は、極細プレートだけに絞らず、より幅のあるコードレスアイロンも比較したほうがよいでしょう。リファのプレートが小さいことへの不安は用途によっては妥当で、細さをメリットとして活用できるかどうかが判断基準になります。
旅行用なら「軽さ・携帯性・前髪のお直し」を優先するのか、「後ろ髪を含めたセット能力」を優先するのかを決めてから選ぶのがおすすめです。また、飛行機を利用する場合はリチウムイオン電池を搭載したコードレスアイロンの取り扱いについて、利用する航空会社の最新規定も必ず確認しておきましょう。


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