ブリーチ毛でも金髪パーマはできる?リタッチをやめて髪を生え変わらせる方法と注意点

ヘアスタイル

金髪とパーマを組み合わせたヘアスタイルは魅力的ですが、ブリーチを繰り返している髪では慎重な判断が必要です。特に全頭ブリーチ後に長期間リタッチを続け、青・赤などのカラーを繰り返してきた髪は、見た目以上にダメージが蓄積していることがあります。

現在のブリーチ毛へのパーマが難しくても、将来的に金髪パーマを目指せないとは限りません。リタッチをやめて健康な地毛を伸ばし、過去のブリーチ部分をカットしてリセットしたうえで、ブリーチとパーマを前提に施術計画を立てる方法があります。

ただし「地毛に生え変わったら、普通に全頭ブリーチしてすぐパーマをかければ大丈夫」という単純な話でもありません。新しく生えた髪でも、ブリーチした時点でダメージを受けるためです。金髪の明るさ、パーマの強さ、髪質を考えながら施術の負担を調整することが重要になります。

ブリーチを繰り返した髪にパーマが難しい理由

ブリーチは髪のメラニン色素を脱色して明るくする施術ですが、その過程で毛髪にも負担がかかります。繰り返すほど強度や弾力が低下し、切れ毛、枝毛、乾燥などが起こりやすくなります。

一方、パーマも薬剤によって髪内部の結合へ働きかけ、髪の形を変える施術です。そのため、すでにブリーチで大きな負担を受けている髪へさらにパーマ薬剤を作用させると、ダメージが許容範囲を超える可能性があります。

特に濡らしたときに髪がゴムのように伸びる、毛先が簡単に切れる、乾かしてもチリチリする、引っ張るとすぐ切れるような状態では、希望しても美容師からパーマを断られることがあります。これは技術不足ではなく、髪を守るための判断である場合があります。

リタッチをやめて地毛へ生え変わらせる方法は有効

現在のダメージを大きくリセットする確実な方法の一つは、ブリーチしていない新しい髪を伸ばし、古いブリーチ部分を少しずつカットすることです。髪の傷んだ部分そのものが、時間の経過だけで完全な健康毛へ戻るわけではないためです。

一般に頭髪は1か月に約1cm程度伸びますが個人差があります。例えば根元から30cm程度を完全な地毛へ入れ替えたい場合、単純計算では2年以上かかることもあります。ショートヘアなら、ロングヘアより早くブリーチ履歴部分をなくせます。

途中でブリーチのリタッチを再開すると、その部分には再びブリーチ履歴ができます。本気で一度リセットしたい場合には、地毛を伸ばして過去のブリーチ部分をカットする期間を設ける必要があります。

地毛に戻してから金髪にすればパーマできる?

ここで注意したいのが、「健康な地毛へ戻す→全頭ブリーチして金髪にする→パーマ」という流れです。最初の段階では健康毛でも、金髪にするためにブリーチをすれば、その髪は再びブリーチ毛になります。

そのため、地毛に生え変わらせることには大きな意味がありますが、生え変わったこと自体が金髪とパーマの同時成立を保証するわけではありません。希望する金髪の明るさによって必要なブリーチ回数が変わり、その後パーマに耐えられる余力も変わります。

例えば比較的黄みを残したブロンドと、かなり白に近いハイトーンでは必要な脱色レベルが違います。白っぽい金髪を目指して複数回ブリーチすると、パーマとの両立はさらに難しくなる傾向があります。

金髪とパーマを両立したいなら最初から美容師に伝える

将来金髪パーマを目指すなら、ブリーチをする当日に「今日は金髪にしてください」と伝えるのではなく、最終目標が「ブロンド+パーマ」であることを最初から美容師へ伝えることが重要です。

美容師側が最終目標を知っていれば、ブリーチの回数や薬剤選定、明るさ、カラー履歴の作り方、カットのタイミングなどを長期的に考えやすくなります。可能であればブリーチとパーマの両方に詳しい美容師へ継続して担当してもらうと、施術履歴も把握してもらえます。

また「金髪」という言葉だけでは明るさのイメージに幅があります。希望写真を見せて「この色とこのカールを最終的に両立したい」と相談すると、実現可能性を判断してもらいやすくなります。

ブリーチとパーマは同日にやらないほうがよい?

ブリーチとパーマを同日にできるかは、髪質、薬剤、ブリーチ履歴、希望する仕上がりなどによって変わります。ただし、どちらも髪への負担が大きい施術なので、ダメージリスクを考えると慎重な判断が必要です。

「数週間空ければ必ず安全」という明確な日数があるわけでもありません。期間を空けてもブリーチによるダメージ履歴そのものが消えるわけではないため、日数より現在の毛髪状態を美容師に判断してもらうことが重要です。

施術前には毛束で薬剤への反応を見るテストを行える場合もあります。ブリーチ毛へのパーマを得意とするサロンを探す際には、予約前に現在の履歴を伝え、毛髪診断やテストが可能か確認しておくとよいでしょう。

赤や青など過去のカラー履歴も伝える

金髪を作る際には、ブリーチ回数だけでなく過去のカラー履歴も重要です。赤、青、黒染め、暗染め、カラートリートメントなどの色素が髪に残っていると、次回のブリーチで色が抜けにくかったり、ムラになったりすることがあります。

特にセルフカラーを含め、いつ何色を入れたのかは可能な範囲で美容師へ伝えましょう。「2年前に全頭ブリーチ、その後○か月ごとにリタッチ、途中で青と赤を入れた」というように時系列で説明すると判断材料になります。

地毛へ完全に生え変わり、カラー履歴のある部分をすべて切り終えれば、過去の青や赤が新しく生えた部分へ残ることはありません。この点でも一度完全に地毛へ戻す方法にはメリットがあります。

完全に生え変わるまで待たずにできる選択肢もある

ロングヘアの場合、すべて地毛へ生え変わるまで数年待つのは大変です。そのため「金髪パーマっぽい見た目」が目的なら、必ずしも全頭を高明度ブリーチして強いパーマをかける方法だけに限定する必要はありません。

例えば現在のブリーチ部分を少しずつカットしながら地毛を伸ばす、将来的に短めのスタイルへ変更して履歴部分を早くなくす、ブリーチの明るさを抑える、パーマではなくアイロンやスタイリングでカールを作る、といった方法があります。

どこまでダメージリスクを許容するかによって最適な方法は変わります。「白っぽい金髪が最優先」「パーマ感が最優先」「切れ毛をできるだけ避けたい」など、優先順位を決めておくと美容師と相談しやすくなります。

トリートメントをすればブリーチ毛でもパーマできるとは限らない

サロントリートメントやホームケアによって、手触りやまとまりを改善することは期待できます。しかし、一度受けた化学的なダメージを完全な未処理毛の状態へ戻すことはできません。

そのため「高級トリートメントを何回かすればパーマできる」「数か月休ませればブリーチ履歴がリセットされる」とは考えないほうが安全です。手触りが良くなっても、内部のダメージ履歴は残っています。

ホームケアは将来の施術余力をできるだけ保つという意味で重要です。濡れた髪を乱暴にとかさない、過度な高温アイロンを避ける、適切に乾かすなど、日常的な物理・熱ダメージも減らしておきましょう。

まとめ:一度地毛へ戻してから金髪パーマを計画することは可能

全頭ブリーチ後に長期間リタッチを繰り返し、さらに複数のカラー履歴がある髪では、現在の状態でパーマをかけるのが難しいことがあります。その場合、無理に施術するより、リタッチをやめて地毛を伸ばし、傷んだ部分をカットしていく方法は合理的な選択です。

ただし、完全な地毛へ戻ったあとでも、金髪にするためにブリーチすれば再びダメージは発生します。そのため「地毛に戻す→金髪→パーマなら必ずできる」という保証はありません。

将来の金髪パーマを実現しやすくするポイントは、地毛へ戻してから何となくブリーチを始めるのではなく、最初から「最終的に金髪でパーマをかけたい」と美容師へ伝えて施術計画を立てることです。希望する金髪の明るさとパーマの強さ、髪質、必要なブリーチ回数を見ながらダメージを管理すれば、髪の状態によっては両立できる可能性があります。現在の傷んだ髪へ無理にパーマをかけるより、数年単位で髪の履歴をリセットしてから計画的に目指すほうが安全性の高い方法です。

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