エラボトックスは、エラの筋肉(咬筋)の働きを弱めることで、フェイスラインをすっきり見せる美容施術です。しかし、施術後1ヶ月経っても見た目や噛み締めた時の筋肉の盛り上がりに変化がなく、不安になるケースもあります。この記事では、エラボトックスの効果が出にくい主な原因や、効果が現れるまでの期間、確認しておきたいポイントについて詳しく解説します。
エラボトックスの効果が現れるまでの一般的な期間
エラボトックスは、注射をした直後にエラが小さくなる施術ではありません。ボトックス製剤が咬筋に作用し、筋肉の動きを徐々に抑えることで少しずつ変化が現れます。
一般的には、施術後2週間ほどで筋肉の力が弱まり始め、1ヶ月から3ヶ月程度でフェイスラインの変化を感じる人が多いです。特に見た目の変化は、筋肉が時間をかけて萎縮していくことで現れるため、1ヶ月時点ではまだ大きな変化が出ていない場合もあります。
例えば、以前は硬い肉のように盛り上がっていた咬筋が、数ヶ月かけて少しずつボリュームダウンするため、鏡で見た印象よりも写真で比較した方が変化に気付きやすいこともあります。
エラボトックスを打っても効果を感じにくい主な原因
エラボトックスの効果が感じられない場合、いくつかの原因が考えられます。単純に時間が足りないケースだけでなく、注射量や筋肉の状態が関係していることもあります。
まず考えられるのが、咬筋の発達度に対してボトックスの量が十分ではないケースです。エラの筋肉が大きく発達している場合、少ない単位数では筋肉の働きを十分に抑えられず、変化がわかりにくいことがあります。
また、エラが目立つ原因が筋肉ではなく、骨格や脂肪による場合もあります。エラボトックスは筋肉の張りを改善する施術なので、骨の形や皮下脂肪が主な原因の場合は大きな変化を感じにくいことがあります。
80単位のエラボトックスでも効果が出ないことはある?
エラボトックスの必要量は、製剤の種類や筋肉の大きさによって異なります。両側で80単位という量でも、使用している薬剤の種類や濃度、注入する位置によって効果の出方は変わります。
例えば、韓国製ボトックスの場合でも複数のメーカーがあり、それぞれ製剤の特徴があります。また、同じ単位数でも医師がどの部分の咬筋にどのように注射するかによって結果が変わることがあります。
そのため、「80単位打ったから必ず小顔になる」というわけではなく、筋肉の状態を診察した上で適切な量と注入方法を選ぶことが重要です。
噛み締めた時にエラの筋肉が盛り上がる場合の確認ポイント
施術後も強く噛み締めた時にエラ部分が大きく動く場合、咬筋の働きがまだ十分に抑えられていない可能性があります。
ただし、ボトックスの効果が出ていても、完全に筋肉が動かなくなるわけではありません。日常生活で食事や会話に必要な筋力は残るため、力を入れた時に多少盛り上がること自体は珍しくありません。
一方で、施術前とほとんど変わらない状態が数ヶ月続く場合は、注入量や注入部位、使用した製剤について施術を受けたクリニックへ相談するとよいでしょう。
エラボトックス後に効果を高めるためにできること
エラボトックス後は、施術部位を強く揉んだり刺激したりすることは避けることが大切です。薬剤が安定するまでの期間に強いマッサージを行うと、意図しない部分へ影響する可能性があります。
また、硬い食べ物を頻繁に食べたり、無意識に歯を食いしばる癖がある場合は、咬筋への負担が続くため効果を感じにくいことがあります。
例えば、仕事中や睡眠中に歯ぎしりや食いしばりがある人は、ボトックスの効果が切れる前から筋肉が発達しやすいため、生活習慣の見直しも重要になります。
効果がないと感じた時はいつクリニックへ相談すべきか
エラボトックスは3ヶ月程度かけて変化を見る施術ですが、1ヶ月以上経過して全く変化がない場合は、一度施術を受けたクリニックに相談してみることをおすすめします。
相談する際は、施術日、使用したボトックス製剤名、注入した単位数、施術前後の写真などを用意すると、医師が状態を判断しやすくなります。
特に、数ヶ月経っても筋肉の盛り上がりや見た目の変化がほとんどない場合は、追加施術が必要なのか、そもそもエラの原因が筋肉以外にあるのかを確認することが大切です。
まとめ
エラボトックスは施術直後に変化が出るものではなく、通常は1ヶ月から3ヶ月ほどかけて徐々に効果が現れます。そのため、施術から1ヶ月時点で変化が少なくても、すぐに失敗と判断する必要はありません。
一方で、使用した製剤や注入量、咬筋の大きさ、エラの原因によっては効果を感じにくい場合もあります。数ヶ月経過しても変化がない場合は、施術を受けた医療機関で状態を確認してもらうことで、原因や今後の対応を判断できます。


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