クッションファンデの上にパウダーファンデとお粉は厚塗り?ベースメイクの正しい順番と使い分け

メイク、コスメ

ベースメイクは、スキンケア、化粧下地、ファンデーション、コンシーラー、フェイスパウダーという流れが基本ですが、使うアイテムによって順番や必要な工程は変わります。特に迷いやすいのが、クッションファンデーションの上にパウダーファンデーションを重ね、さらにお粉(フェイスパウダー)を使う方法です。

クッションファンデーションの多くは、それ自体がベースメイクの中心となるファンデーションです。そのため、クッションファンデ→パウダーファンデ→フェイスパウダーまで顔全体にしっかり重ねると、一般的なベースメイクより層は多く、厚塗りになりやすい組み合わせといえます。

ただし、アイテム数だけで厚塗りかどうかが決まるわけではありません。それぞれを非常に薄く使っていて仕上がりも自然で、乾燥・毛穴落ち・ひび割れなどが起きていないなら、その方法が直ちに間違いというわけでもありません。大切なのは各アイテムの役割を理解し、必要な場所に必要な量だけ使うことです。

一般的なベースメイクの順番

基本的なベースメイクは、スキンケア後に日焼け止めや化粧下地を使用し、その後にファンデーションで肌を整えます。さらに隠したい部分があればコンシーラーを使い、必要に応じてフェイスパウダーで仕上げます。

クッションファンデーションはリキッド系・クリーム系に近い性質を持つ製品が多いため、基本的には「下地→クッションファンデ→コンシーラー→フェイスパウダー」という組み合わせでベースメイクを完成させることができます。

工程 主な役割
スキンケア 肌を保湿して整える
日焼け止め・下地 紫外線対策、肌色や凹凸の補整
クッションファンデ 肌色を均一にしてカバーする
コンシーラー クマ・シミ・ニキビ跡などを部分的にカバー
フェイスパウダー べたつきやテカリを抑え、仕上がりを整える

この場合、パウダーファンデーションを追加する必要は必ずしもありません。クッションファンデとパウダーファンデは、どちらも基本的には肌色を補整する「ファンデーション」という同じカテゴリーに属するからです。

クッションファンデ+パウダーファンデ+お粉は厚塗りになりやすい

「下地→クッションファンデ→コンシーラー→パウダーファンデ→お粉」という順番では、下地の後にファンデーションを2種類使い、さらにフェイスパウダーを重ねています。そのため、すべてを顔全体へ通常量使用すると、カバー力は高くなる一方で厚みも出やすくなります。

特にパウダーファンデーションとフェイスパウダーは見た目が似ていますが、役割が少し異なります。パウダーファンデーションには一般に肌色を補整してカバーする役割があり、フェイスパウダーはベースメイクの表面をさらさらに整えたり、テカリを抑えたりする目的で使われます。

つまり、クッションファンデで十分に肌色が整っている場合、その上からパウダーファンデを全面に重ね、さらにフェイスパウダーを使うと、同じような役割の製品を必要以上に重ねている可能性があります。

「リキッドかパウダーのどちらか」は絶対的なルールではない

SNSなどでは「ファンデーションはリキッドかパウダーのどちらかを使う」と説明されることがあります。これは分かりやすい基本形ではありますが、両方を絶対に併用してはいけないという意味ではありません。

例えばクッションファンデを顔全体へ薄く塗り、赤みや毛穴が気になる部分だけパウダーファンデを少量重ねる方法もあります。これは全面に二重のファンデーションを塗る方法とは異なり、部分的なカバー力を補う使い方です。

またメイクは肌質、季節、求める仕上がりによって正解が変わります。脂性肌でさらっと仕上げたい人と、乾燥肌でツヤを残したい人では適した組み合わせも異なります。

今のメイクが崩れないなら無理に全部変える必要はない

ベースメイクで重要なのは、一般的な手順だけではなく実際の仕上がりです。汗をかいても擦らなければヨレず、時間が経っても毛穴落ちやひび割れがなく、肌が乾燥しないのであれば、使用している製品同士の相性や塗布量が合っている可能性があります。

工程が多い=必ず見た目が厚塗り、というわけではありません。薄く重ねた5工程より、一つの高カバーファンデーションを大量に塗ったほうが厚く見えることもあります。

そのため、現在の仕上がりが気に入っているなら、急にすべて変更する必要はありません。ただ「もう少し薄く自然にできるか試したい」という場合には、パウダーファンデーションかフェイスパウダーのどちらかを省いて比較すると分かりやすいでしょう。

自然に仕上げたいなら3パターンを比較する

自分に必要な工程を知るには、休日などに片側ずつ塗り方を変えて比較すると簡単です。照明の下だけでなく、窓際の自然光でも確認すると厚みの違いが分かりやすくなります。

仕上がり 組み合わせ例
ツヤ・軽さ重視 下地→クッション→コンシーラー→必要部分だけお粉
標準的 下地→クッション→コンシーラー→薄くお粉
カバー力重視 下地→クッション→コンシーラー→必要部分だけパウダーファンデ→必要ならお粉

例えば頬はクッションファンデだけで十分なのに、小鼻周辺だけ赤みが残る場合、顔全体へパウダーファンデを重ねる必要はありません。小鼻など必要な部分へブラシで少量足すほうが、素肌感を残しやすくなります。

反対に額や鼻だけ皮脂が出るなら、パウダーファンデを増やすのではなく、その部分だけフェイスパウダーを使用する方法があります。「顔全体を同じ工程にする必要はない」と考えるとベースメイクが軽くなります。

コンシーラーの順番はファンデーションの種類でも変わる

コンシーラーは必ず同じ位置に入れるものではありません。リキッドやクッションなど液状・クリーム状のファンデーションでは、ファンデーション後にコンシーラーを使う方法が一般的です。

一方、パウダーファンデーションをメインにする場合は、コンシーラーを先に使ってからパウダーファンデーションを重ねる方法があります。液状のコンシーラーを粉の上から大量に重ねると、表面がムラになる場合があるためです。

ただし製品によって推奨方法は異なるので、メーカーが使用順序を指定している場合はその説明を優先します。

厚塗りかどうかは時間が経った肌を見ると分かりやすい

メイク直後はきれいでも、数時間後に厚塗りの影響が見えてくることがあります。特にチェックしたいのは、ほうれい線や目元へファンデーションがたまる、鼻周辺がひび割れる、毛穴がかえって目立つ、頬が粉っぽくなるといった変化です。

こうした現象がある場合は、ファンデーションを重ねすぎている可能性があります。最初に減らす候補としては、クッションファンデの上から顔全体に使用しているパウダーファンデーションが分かりやすいでしょう。

逆に夕方まで自然で、乾燥感もなく、触らなければ崩れないのであれば、現在の塗布量が肌に合っている可能性があります。肌トラブルがなければ、最終的には好みの仕上がりを優先して構いません。

まとめ:クッション+パウダーファンデ+お粉は多めだが、使い方次第

下地、クッションファンデ、コンシーラー、パウダーファンデーション、フェイスパウダーという順番は、一般的なベースメイクと比べると工程が多く、すべてを顔全体へ通常量使えば厚塗りになりやすい組み合わせです。

特にクッションファンデーションですでに肌色が十分整っているなら、パウダーファンデーションを省き、「下地→クッション→コンシーラー→お粉」という流れにすると、カバー力を保ちながら軽く仕上げやすくなります。カバーが足りない部分だけパウダーファンデを少量追加する方法もあります。

ただし、現在の方法で汗をかいても崩れにくく、乾燥や毛穴落ちもなく、見た目にも厚さを感じていないのであれば、単純に「間違ったメイク」と考える必要はありません。メイクに絶対的な工程数の正解はないため、片側だけパウダーファンデを省くなどして比較し、自分の肌で最も自然かつ長持ちする組み合わせを選ぶのがおすすめです。

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