ブリーチをせずに茶色へカラーリングした後、「思ったより赤みが気になる」「青みのある髪色に変えたい」と感じることがあります。特に日本人の髪は赤やオレンジの色素が出やすいため、寒色系カラーを入れる際には注意が必要です。
一度入れたカラーの上から青系の色を重ねる場合、今後のリタッチやカラー履歴にも影響することがあります。この記事では、ブリーチなしの茶髪から青系カラーへ変更する場合の考え方や、数か月後の根元染めへの影響、きれいな色を維持するポイントについて解説します。
ブリーチなしの茶髪が赤く見える理由
日本人の髪には赤やオレンジのメラニン色素が多く含まれているため、髪を明るくすると赤みやオレンジみが出やすい特徴があります。
ブリーチを使わないカラーでは、髪の内部にある赤みの色素が残った状態で染料を重ねるため、仕上がりがブラウンでも光の当たり方によって赤く見えることがあります。
例えば、自然光では普通の茶色に見えても、室内の照明や太陽光の下では赤茶色やオレンジブラウンに感じるケースがあります。
赤みのある茶髪に青系カラーを入れるとどうなるのか
青色は赤色を打ち消す補色の関係にあるため、赤みを抑える目的で使われることがあります。
ただし、現在の髪の明るさや赤みの強さによって仕上がりは変わります。ブリーチなしの場合、青そのものが鮮やかに発色するというより、アッシュ系やブルーブラウンのような落ち着いた色味になることが多いです。
例えば、赤みの強いブラウンに青系カラーを重ねると、透明感のある暗めのアッシュカラーになることがあります。一方で、髪の赤みが強すぎる場合は青が負けて、少しグレーや緑っぽく見える場合もあります。
青系カラーにすると数か月後のリタッチに影響するのか
青系カラーを入れたからといって、必ずリタッチができなくなるわけではありません。
ただし、美容師が根元と毛先を別々に考えて施術する必要があります。根元の新しく伸びた髪にはカラー履歴がありませんが、毛先には青や赤みを抑える染料が残っているため、同じ薬剤を使うと色ムラになる可能性があります。
例えば、数か月後に根元だけ染めたい場合でも、毛先の色味を整えるために別のカラー剤やトリートメントカラーを使用することがあります。
カラー履歴が残ることで起こる注意点
ヘアカラーの染料は完全に消えるわけではなく、髪の内部に残ることがあります。特に青や紫などの寒色系カラーは、髪の状態によって色素が残りやすい場合があります。
将来的に明るいカラーにしたい場合や、別の色へ大きく変更したい場合は、現在のカラー履歴が影響することがあります。
例えば、青系カラーを続けた髪を後から明るいベージュや暖色系カラーに変えたい場合、残った色素を考慮した調整が必要になることがあります。
赤みを抑えながらきれいな青系カラーにする方法
赤みを消したい場合は、単純に青を入れるだけではなく、髪の状態に合わせて色を選ぶことが重要です。
美容室では、アッシュ、ブルーブラック、ネイビー、オリーブ系など、赤みを打ち消しながら自然な寒色に見せるカラーがよく使われます。
また、カウンセリング時には「ブリーチなしで染めた茶髪であること」「以前どのようなカラーをしたか」を伝えることで、より希望に近い色に調整してもらいやすくなります。
自宅で青系カラーを入れる場合の注意点
市販のカラー剤やカラートリートメントで青みを足すこともできますが、元の髪色によって仕上がりが大きく変わります。
特に赤みの強い髪では、青だけを入れても期待した色にならないことがあります。
大切な予定がある場合や、今後もカラーを楽しみたい場合は、美容師に相談して色味を決めるほうが失敗を防ぎやすくなります。
まとめ
ブリーチなしで染めた茶髪の赤みが気になり、青系カラーへ変更することは可能です。ただし、髪に残った赤みやカラー履歴によって仕上がりは変化します。
青系カラーを入れたことで数か月後のリタッチができなくなるわけではありませんが、根元と毛先で状態が異なるため、施術方法の調整が必要になります。
将来的なカラーも楽しみたい場合は、現在の髪色や希望する色、今後の予定を美容師に伝えたうえでカラーを選ぶことが、きれいな髪色を維持するポイントです。


コメント