整骨院を利用している途中で別の整骨院へ転院する場合、同じ月に複数の整骨院へ通うと健康保険の扱いがどうなるのか不安になる人も少なくありません。特に以前通っていた整骨院との関係や、転院したことが知られてしまうのではないかと心配になるケースもあります。
この記事では、整骨院を月の途中で変更した場合の保険適用の考え方、重複受診になるケース、以前の整骨院へ連絡が行く可能性について分かりやすく解説します。
整骨院を同じ月に2か所利用すると保険重複になることがある
健康保険を使って整骨院で施術を受ける場合、同じ負傷部位について複数の整骨院を同時期に利用すると、保険請求上の重複扱いになる可能性があります。
例えば、腰の痛みでA整骨院に通っている途中で、同じ腰の治療目的でB整骨院にも通い始める場合、保険者から見ると同じ症状に対して2つの施術所から請求が発生する状態になります。
一方で、単純に転院する場合は、前の整骨院での施術を終了し、新しい整骨院へ変更する形になるため、必ず問題になるわけではありません。
月途中の転院は珍しいことではない
整骨院の転院は、施術方針が合わない、通いやすさの問題、先生との相性など、さまざまな理由で行われています。
例えば、月初から数日間A整骨院へ通い、その後はB整骨院へ変更するようなケースでも、A整骨院での施術が終了していることが明確であれば、転院として扱われることがあります。
新しく通う整骨院では、以前の通院歴や最後に施術を受けた日を確認することがあります。これは保険請求を正しく行うために必要な確認であり、以前の整骨院を責めたりする目的ではありません。
転院先の整骨院から以前の整骨院へ連絡は行くのか
基本的には、転院したことを伝えるために新しい整骨院から以前の整骨院へ必ず連絡するという仕組みではありません。
ただし、保険請求の確認や施術内容の確認が必要になった場合、保険者や関係機関が確認を行うことがあります。その際には、以前の通院状況について確認される可能性があります。
問診票に以前通っていた整骨院名や最終施術日を書くことは、保険を適切に処理するための情報です。その情報だけで以前の整骨院へ転院の連絡が自動的に行われるとは限りません。
以前の整骨院に転院を知られたくない場合の考え方
以前お世話になった人がいる整骨院の場合、転院したことを知られるのが気まずいと感じることもあります。しかし、整骨院を変更すること自体は患者側の自由です。
治療を受ける場所を選ぶことは、より自分に合った施術を受けるための大切な判断です。通いやすさや施術内容などを考えて変更することは珍しいことではありません。
また、健康保険の処理上必要な情報以外について、患者本人の知らないところで個人的な情報が共有されるわけではありません。
保険適用で整骨院を転院するときに注意するポイント
整骨院を変更するときは、以前の整骨院での施術終了日を明確にして、新しい整骨院には正確な通院歴を伝えることが大切です。
例えば、A整骨院へ6月4日まで通い、6月7日からB整骨院へ変更する場合は、Aでの施術が終了していることをBへ伝えることで、保険請求の確認がしやすくなります。
もし同じ症状について複数の整骨院へ並行して通いたい場合は、保険適用が可能かどうかを事前に確認しておくと安心です。
まとめ|整骨院の転院は正しく手続きをすれば大きな問題になることは少ない
整骨院を月途中で変更すること自体は珍しいことではありません。ただし、同じ負傷部位について複数の整骨院へ同時に保険適用で通う場合は、重複請求になる可能性があります。
以前の整骨院名や最終通院日を新しい整骨院へ伝えることは、適切な保険処理のために必要な確認です。転院したことが必ず以前の整骨院へ連絡されるわけではありません。
大切なのは、通院歴を正確に伝えたうえで、自分に合った整骨院で安心して施術を受けることです。

コメント