ケトジェニックダイエットを始めたものの、最初に期待していたような急激な体重減少が起きず、不安になるケースは少なくない。
特に「水分が抜けて一気に落ちる」といった情報と現実の差に戸惑う人は多いが、これは体の仕組みを理解することで整理できる。
最初の急激な減少が必ず起きるわけではない
ケトジェニックでよく言われる「最初に一気に体重が落ちる現象」は、主にグリコーゲンと水分の減少によるものである。
ただし、糖質制限の前状況や体内の水分量によっては、その変化が小さく見えることもある。
今回のようにすでに食事管理や運動を行っていた場合、初期変動が小さいことは珍しくない。
現在の数値変化はむしろ正常範囲
1.5週間で1kg程度の減少は、脂肪燃焼が進行している途中段階としては自然な範囲である。
体重は脂肪だけでなく水分・消化物・ホルモンバランスでも日々変動するため、短期では判断しにくい。
ケトン体試験紙が濃い紫で安定している点からも、代謝状態としてはしっかりケトーシスに入っていると考えられる。
PFCバランスとカロリーは十分に管理されている
摂取カロリー約2200kcal、P150g・F180g・C20gという設定は、筋肉維持と脂肪利用のバランスとしては適切な範囲である。
特にタンパク質150gは筋量維持に十分であり、トレーニング内容とも整合性がある。
脂質もMCTや魚・卵中心であれば、ケトジェニックとして質は高い構成といえる。
運動量は脂肪減少を支える適切なレベル
週4回のウォーキングと自重+ダンベルのトレーニングは、消費エネルギーと筋刺激の両面でバランスが良い。
ただしケト初期はエネルギー供給の切り替え期間でもあるため、パフォーマンスが一時的に落ちることもある。
この段階での軽い停滞はむしろ適応過程として自然である。
停滞に見える時期に起きている体内変化
ケトジェニック初期は、脂肪分解とエネルギー利用の切り替えが同時進行するため、体重が横ばいになりやすい。
また、筋トレによる筋グリコーゲン回復や炎症反応で一時的に水分を保持することもある。
そのため見た目の変化よりも、代謝状態の安定を優先して判断する必要がある。
まとめ
現在の状態は停滞というよりも、ケトジェニックへの適応過程にある正常なフェーズである。
ケトン体がしっかり検出されている点や、PFCと運動量のバランスから見ても方向性は問題ない。
短期の体重変化ではなく、2〜4週間単位での推移を見ることで、より正確な評価ができる段階である。

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