ヘアオイルとヘアミルクは、どちらも洗い流さないトリートメントとして使われますが、得意な仕上がりが少し違います。一般的には、ヘアミルクは水分を補いながら柔らかく整えたいとき、ヘアオイルは表面をコーティングしてツヤ・まとまり・摩擦対策を重視したいときに使いやすいアイテムです。
そのため「どの商品が一番おすすめか」は、髪が細いか太いか、乾燥しているか、カラーやブリーチをしているか、サラサラにしたいか、しっとりまとめたいかによって変わります。迷った場合は、乾燥やパサつきが気になるならヘアミルクを先に選び、広がりやツヤ不足が気になるならヘアオイルを追加するという考え方が分かりやすいでしょう。
この記事では、ヘアオイルとヘアミルクの違い、髪質別の選び方、2026年現在購入しやすい代表的な商品、2つを併用するときの順番まで詳しく解説します。
- ヘアオイルとヘアミルクの違い
- 迷ったらヘアミルクから選ぶと失敗しにくい
- ヘアミルクの定番ならオルビス エッセンスインヘアミルク
- サロン系ヘアミルクならミルボン エルジューダ エマルジョン
- ヘアオイルならN. ポリッシュオイルは仕上げのツヤ感が特徴
- ドライヤーやアイロンの熱対策ならロレアル パリも候補
- サロン系ヘアオイルならエルジューダ FO・MOも選びやすい
- 細い髪・猫っ毛におすすめの選び方
- 太い髪・硬い髪にはしっとりタイプ
- ブリーチ・カラー毛は補修を重視する
- くせ毛・広がる髪ならミルク+オイルの併用もおすすめ
- ヘアミルクとヘアオイルを両方使う順番
- 付けすぎると逆に髪が汚れて見える
- 頭皮には基本的に付けない
- スタイリング用オイルとヘアケア用オイルは分けて考える
- 香りで選ぶ場合も毎日使えるか確認する
- おすすめを目的別に比較
- 具体例:髪が細くて毛先だけパサつく場合
- 具体例:髪が太くて広がりやすい場合
- 具体例:韓国風の束感や濡れ髪にしたい場合
- 結局どれを買えばいい?迷ったときの組み合わせ
- まとめ:乾燥にはミルク、ツヤと広がりにはオイルを基準に選ぶ
ヘアオイルとヘアミルクの違い
ヘアミルクは、水分を含んだ乳液状のアウトバストリートメントです。髪を柔らかくしたり、乾燥した毛先へうるおいを与えたりする目的で使われる商品が多くあります。
一方のヘアオイルは油分を主体とするため、髪表面へツヤを出したり、まとまりを良くしたり、ドライヤーやアイロン時の摩擦や乾燥を抑えたりする目的で使いやすい傾向があります。
| 比較 | ヘアミルク | ヘアオイル |
|---|---|---|
| 主な目的 | 保湿・柔らかさ・内部補修 | ツヤ・まとまり・表面保護 |
| 質感 | 軽め~しっとり | 軽め~重め |
| おすすめの髪 | 乾燥毛・細毛・硬毛 | 広がる髪・パサつく髪・ツヤ不足 |
| 使うタイミング | 主にタオルドライ後 | タオルドライ後または仕上げ |
ただし、商品ごとに処方は異なるため、「ミルクなら必ず軽い」「オイルなら必ず重い」とは限りません。自分の髪質に合った重さを選ぶことが重要です。
迷ったらヘアミルクから選ぶと失敗しにくい
髪が乾燥している、毛先がパサパサする、ドライヤー後に広がるという人は、まずヘアミルクを試すと使いやすいでしょう。
ヘアミルクは水分を含むため、乾いた髪へ油分だけを重ねるより、内部のうるおいを補う方向でケアしやすいからです。その後、まだ毛先が広がる場合にオイルを少量追加すると調整できます。
例えば「カラーを繰り返して毛先が乾燥しているけれど、オイルを付けるとベタッとする」という場合には、ミルク単独から始めるのが適しています。
ヘアミルクの定番ならオルビス エッセンスインヘアミルク
手頃な価格帯でヘアミルクを探すなら、オルビス「エッセンスインヘアミルク」は候補に入れやすい商品です。公式では、傷んだ髪を補修し、毛先までしなやかに整える美容液入りヘアミルクとして販売されています。オルビス公式・エッセンスインヘアミルク[参照]
通常タイプは無香料で、濡れた髪・乾いた髪のどちらにも使用できます。そのため、香りが強いヘアケア製品が苦手な人にも比較的選びやすいでしょう。
「初めてヘアミルクを買う」「高すぎないものから試したい」「香水やシャンプーの香りと混ぜたくない」という人には特に使いやすい候補です。
サロン系ヘアミルクならミルボン エルジューダ エマルジョン
美容室専売品から選ぶなら、ミルボンの「エルジューダ エマルジョン」シリーズも定番です。公式では、髪に水分を蓄え、乾かした後も柔らかく動かしやすい質感へ導くアウトバストリートメントとして展開されています。ミルボン公式・エルジューダ エマルジョン[参照]
エマルジョンは細い髪向け、エマルジョン+は硬さのある髪を柔らかく整えたい人向けという違いがあります。公式では、エマルジョンに水分保持をサポートするセラミド2、エマルジョン+には保湿成分の加水分解コラーゲンを配合しています。
髪質によって商品を分けたい人や、美容師に相談しながら選びたい人にはエルジューダが向いています。
ヘアオイルならN. ポリッシュオイルは仕上げのツヤ感が特徴
スタイリングも兼ねたヘアオイルが欲しい場合は、ナプラ「N. ポリッシュオイル」が代表的です。公式では、シアバターなどの天然由来成分で作られ、毛先になじませることでウェットな質感とツヤを与えるオイルとして紹介されています。ナプラ公式・N. ポリッシュオイル[参照]
髪の広がりやパサつきを抑えながら、束感や濡れ髪風の仕上がりを作りたい場合に使いやすい商品です。一方、細い髪へ多く付けると重く見えやすいため、使用量には注意が必要です。
公式の目安ではショート約3滴、ミディアム約4滴、ロング約5滴とされていますが、細毛の場合はさらに少量から始めると調整しやすいでしょう。
ドライヤーやアイロンの熱対策ならロレアル パリも候補
ドラッグストアなどで購入しやすいヘアオイルなら、ロレアル パリ「エクストラオーディナリー オイル」シリーズも候補です。公式では、ドライヤーの乾燥やアイロンの熱から髪を保護し、湿気によるうねりをケアしながらツヤとまとまりを与えるシリーズとして展開されています。ロレアル パリ公式[参照]
種類が複数あり、香りや仕上がりから選べる点も特徴です。毎朝アイロンを使う、ドライヤー後の髪が広がりやすい、ツヤを出したいという人に適しています。
ただし、ヘアアイロンの温度が高すぎればヘアオイルだけでダメージを完全に防げるわけではありません。適切な温度設定や使用頻度も一緒に見直すことが大切です。
サロン系ヘアオイルならエルジューダ FO・MOも選びやすい
ミルボンのエルジューダにはオイルタイプのFO・MOもあります。FOはコシが弱い髪をしなやかに整える設計、MOは硬さのある髪を柔らかく動かしやすくする設計です。ミルボン公式・エルジューダ FO/MO[参照]
どちらもバオバブ種子油などを配合しており、タオルドライ後の髪へなじませてから乾かすアウトバストリートメントとして使います。
「N.のようなスタイリングオイルではなく、乾かす前のヘアケア用オイルが欲しい」という人には、エルジューダ FO・MOのほうが用途を合わせやすいでしょう。
細い髪・猫っ毛におすすめの選び方
細毛や猫っ毛は、油分が多すぎると根元がペタンとして見えやすい傾向があります。そのため、軽めのヘアミルクか、少量で使える軽いヘアオイルを選びます。
ミルボンのエルジューダ エマルジョンは公式でも細い髪を柔らかくしなやかに整える設計となっており、候補にしやすいでしょう。オイルならFOのようにコシの弱い髪を意識した商品があります。
使用するときは根元を避け、中間から毛先だけになじませるのが基本です。特に前髪へ付けすぎると束になりやすいため、手に残ったごく少量だけを使います。
太い髪・硬い髪にはしっとりタイプ
髪が太い、硬い、毛量が多い場合は、軽すぎるミルクではまとまりが物足りないことがあります。
このタイプなら、エルジューダ エマルジョン+のような硬さのある髪向けミルクや、MOのような柔軟性を与えるオイルが候補になります。ミルボン公式[参照]
乾燥が強ければミルクとオイルを併用し、毛先に油分を残すことで広がりを抑えやすくなります。
ブリーチ・カラー毛は補修を重視する
ブリーチや頻繁なカラーで毛先が傷んでいる場合は、単にツヤを出すスタイリングオイルだけではなく、毛髪補修成分や保湿成分を含むアウトバストリートメントを選ぶほうが適しています。
例えばオルビスのエッセンスインヘアミルクは補修を目的としたミルクで、ミルボンのエルジューダシリーズにも毛髪補修成分を含む製品があります。
ダメージ毛では、ミルクでうるおい・補修を補い、その後オイルで表面を整えるという使い方が特に相性のよい組み合わせです。
くせ毛・広がる髪ならミルク+オイルの併用もおすすめ
湿気で広がる、乾燥すると毛先が膨らむといった髪では、ミルクだけでもオイルだけでも物足りないことがあります。
その場合は、タオルドライ後にヘアミルクを毛先から中間へなじませ、その上からヘアオイルをごく少量重ねます。
ミルクで内部の水分を補い、オイルで表面を整えることで、まとまりを出しながら重すぎない仕上がりに調整しやすくなります。
ヘアミルクとヘアオイルを両方使う順番
一般的に両方使用する場合は、ヘアミルク→ヘアオイルの順番が使いやすいです。
- シャンプー後にタオルドライする
- ヘアミルクを毛先から中間へなじませる
- 必要ならヘアオイルを少量重ねる
- ドライヤーで根元から乾かす
- 乾燥後、必要に応じて毛先へオイルを追加する
水分の多いミルクを先に入れ、油分の多いオイルを後から重ねることで、べたつきを調整しやすくなります。
ただし製品によってメーカー推奨の使い方が異なる場合があるため、パッケージや公式サイトの使用方法も確認してください。
付けすぎると逆に髪が汚れて見える
ヘアオイルやヘアミルクは、多く使えば効果が高くなるわけではありません。特にオイルを付けすぎると、髪が濡れたように固まったり、根元が脂っぽく見えたりします。
N. ポリッシュオイルのようにウェット感を出すスタイリングオイルは、特に少量ずつ追加する使い方が重要です。
最初から適量を一度に付けるより、半量を毛先へなじませ、足りなければ追加するほうが失敗しにくいでしょう。
頭皮には基本的に付けない
洗い流さないトリートメントの多くは、毛髪の中間から毛先へ使うことを想定しています。頭皮へ多量に付けると、べたつきや髪のボリューム低下につながります。
ミルボンのエルジューダ エマルジョンでも、公式の使用方法では毛先から中間へ付け、表面へ使う際も根元につかないよう案内されています。ミルボン公式・使用方法[参照]
頭皮ケア目的の商品ではない限り、毛先中心に使うのが基本です。
スタイリング用オイルとヘアケア用オイルは分けて考える
「ヘアオイル」と呼ばれていても、すべて同じ用途ではありません。例えばN. ポリッシュオイルは、公式でもスタイリングの仕上げにウェットな質感やツヤを作る商品として案内されています。
一方、エルジューダ FO・MOは、タオルドライ後に使用して乾かすことを前提にした洗い流さないトリートメントです。
そのため「髪を補修したい」のにスタイリングオイルだけを買うより、まずアウトバストリートメントを選び、必要なら仕上げ用オイルを追加するほうが目的に合いやすくなります。
香りで選ぶ場合も毎日使えるか確認する
ヘアオイル・ヘアミルクは髪の近くで香るため、香りの好みも重要です。毎日使う場合、店頭では良い香りでも長時間続くと強く感じることがあります。
N. ポリッシュオイルの定番品はマンダリンオレンジ&ベルガモット系、エルジューダはフローラル系の香りです。香りが苦手なら無香料のオルビス エッセンスインヘアミルクが選びやすいでしょう。オルビス公式[参照]
香水を使う人も、ヘアケアの香りと混ざることを考えて選ぶと全体の香りを整えやすくなります。
おすすめを目的別に比較
| 目的 | おすすめ候補 | 特徴 |
|---|---|---|
| 初めてのヘアミルク | オルビス エッセンスインヘアミルク | 補修・保湿、無香料の通常品が選べる |
| 細い髪 | エルジューダ エマルジョン | 柔らかくしなやかな質感 |
| 硬い髪 | エルジューダ エマルジョン+ | 硬さのある髪を扱いやすく |
| 細毛向けオイル | エルジューダ FO | コシの弱い髪をしなやかに |
| 硬毛向けオイル | エルジューダ MO | 硬い髪を柔らかく |
| ツヤ・濡れ髪 | N. ポリッシュオイル | ウェットな質感・束感 |
| 熱や湿気対策も重視 | ロレアル パリ エクストラオーディナリー オイル | ドライヤー・アイロン・湿気対策 |
この中から一つずつ選ぶなら、ヘアミルクはオルビスまたはエルジューダ、ヘアオイルは仕上がり重視ならN.、乾かす前のヘアケア重視ならエルジューダ、購入しやすさならロレアル パリという選び方が分かりやすいでしょう。
具体例:髪が細くて毛先だけパサつく場合
例えば髪が細く、根元は普通なのに毛先だけパサつく場合は、重いオイルを全体へ使うとボリュームがなくなりやすくなります。
この場合は、オルビス エッセンスインヘアミルクやエルジューダ エマルジョンを毛先中心に使い、乾燥が残る部分だけオイルを1滴程度追加する使い方が向いています。
前髪には基本的に直接付けず、最後に手へ残った分を軽くなじませる程度にします。
具体例:髪が太くて広がりやすい場合
太く硬い髪で、乾かした直後から横へ広がる場合は、しっとり系のミルクとオイルを組み合わせる方法があります。
タオルドライ後にエルジューダ エマルジョン+を付け、その後MOなどのオイルをごく少量重ねて乾かすと、柔らかさとまとまりを両立しやすくなります。
仕上げにさらにツヤが欲しい場合だけ、毛先へスタイリングオイルを少量追加します。
具体例:韓国風の束感や濡れ髪にしたい場合
ダメージケアだけでなく、毛先へ濡れたような束感を出したい場合は、乾かす前にミルクで髪を整え、スタイリングの最後にN. ポリッシュオイルを使う方法があります。
N. ポリッシュオイルは公式でもウェットな質感とツヤを作るスタイリング剤として案内されているため、この用途に適しています。ナプラ公式[参照]
ただし、髪全体へ大量に付けるのではなく、毛先から少量ずつなじませることがポイントです。
結局どれを買えばいい?迷ったときの組み合わせ
特別な髪質の情報がなく、最初にヘアミルクとヘアオイルを一つずつ買うのであれば、価格と使いやすさを重視してオルビス エッセンスインヘアミルク+軽めのヘアオイルから始める方法があります。
美容室専売品で揃えたい場合は、髪が細めならエルジューダ エマルジョン+FO、髪が太く硬めならエルジューダ エマルジョン++MOという組み合わせが分かりやすいでしょう。
ツヤや束感を重視する場合は、ミルクをベースケアにして、仕上げ用としてN. ポリッシュオイルを追加すると役割を分けやすくなります。
まとめ:乾燥にはミルク、ツヤと広がりにはオイルを基準に選ぶ
ヘアミルクとヘアオイルは似ていますが、役割は少し異なります。乾燥してパサつく髪にはヘアミルク、ツヤ不足や広がりが気になる髪にはヘアオイルという基準から選ぶと失敗しにくくなります。
ヘアミルクでは、手頃で無香料の通常タイプが選べるオルビス エッセンスインヘアミルク、髪質別に選びやすいミルボン エルジューダ エマルジョンが候補です。オイルでは、ヘアケア目的ならエルジューダ FO・MO、ツヤや濡れ髪スタイリングならN. ポリッシュオイル、ドラッグストアで探しやすいものならロレアル パリ エクストラオーディナリー オイルが比較しやすいでしょう。
両方使う場合は、基本的にタオルドライ後にミルクを付け、その後オイルを少量重ねる方法がおすすめです。ただし、髪が細い人は付けすぎると重くなるため、まずミルク単独から試しても問題ありません。
最終的には、ブランド名だけで選ぶより、細毛か硬毛か、乾燥・ダメージ・広がり・ツヤのどれを改善したいかを基準に選ぶことが、自分に合ったヘアオイル・ヘアミルクを見つける近道です。


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