縮毛矯正をかけた髪の毛にブリーチをする場合、どのくらい色が抜けるのか気になる方は多いでしょう。特に、太くて量が多い髪質の場合、ブリーチの抜け方や髪へのダメージが異なります。ここでは、縮毛矯正後の髪へのブリーチの影響と、2回のブリーチでどこまで色が抜けるのかを解説します。
縮毛矯正をかけた髪にブリーチをする影響
縮毛矯正とブリーチはどちらも髪に大きなダメージを与える施術です。特に、縮毛矯正後の髪は薬剤の影響でたんぱく質が変性しているため、ブリーチをすると予想以上に傷みやすい傾向があります。
1. 縮毛矯正後の髪はダメージを受けやすい
縮毛矯正は髪の内部の結合を変えるため、キューティクルが開きやすくなっています。そのため、ブリーチをするとダメージが進行しやすく、髪がチリチリになったり、切れ毛が増えたりすることがあります。
2. 色の抜け方が均一になりにくい
縮毛矯正をかけた部分と、まだ矯正をしていない新しく生えた部分では、ブリーチの抜け方が異なることがあります。そのため、ムラになりやすいため、美容師に相談して施術を受けることをおすすめします。
ブリーチ2回でどれくらい色が抜けるのか?
ブリーチの抜け具合は、髪質・元の髪色・縮毛矯正の影響によって変わります。
1. 太くて量が多い髪の場合
髪が太くて量が多い場合、ブリーチの薬剤が浸透しにくく、1回ではオレンジ〜明るいブラウン程度までしか抜けないことが多いです。2回ブリーチをすると、黄ばみのある金髪になることが期待できますが、完全なホワイトブロンドにはならない可能性が高いです。
2. 縮毛矯正の影響を受けた髪の場合
縮毛矯正をかけた部分は、髪の内部構造が変わっているため、ブリーチが均一に浸透しづらく、まだらになりやすい傾向があります。特に、根元は綺麗に抜けても、毛先にかけて色が残ることがあるので注意が必要です。
3. もともとの髪色が黒い場合
黒髪のメラニン色素は濃いため、1回目のブリーチでオレンジ系に抜け、2回目で黄色っぽくなります。ただし、赤みの強い髪質の人は、2回ブリーチしても赤みが残ることがあります。
縮毛矯正後にブリーチをする際の注意点
縮毛矯正後の髪にブリーチをする場合、ダメージを最小限に抑えるために以下の点に注意しましょう。
1. 縮毛矯正後すぐにブリーチしない
縮毛矯正後の髪は非常にデリケートな状態のため、最低でも3〜6ヶ月はブリーチを控えたほうが安全です。すぐにブリーチをすると、髪のタンパク質が変性し、チリチリのビビり毛になってしまう可能性があります。
2. トリートメントをしっかり行う
ブリーチをする前に、髪の保湿ケアをしっかり行いましょう。縮毛矯正後の髪は乾燥しやすいため、オイルトリートメントやヘアマスクを定期的に使うことで、ダメージを軽減できます。
3. できるだけ美容室で施術を受ける
セルフブリーチはムラになりやすく、ダメージのコントロールが難しいため、美容室での施術を推奨します。特に、縮毛矯正後の髪はリスクが高いため、プロの技術で慎重に行うのが安心です。
ブリーチ後のおすすめケア
ブリーチ後は髪のダメージを最小限に抑えるためのケアが必須です。
1. ヘアオイル・トリートメントの活用
ブリーチした髪は水分が抜けやすいため、ヘアオイルやトリートメントでしっかり保湿しましょう。特に、アルガンオイルやシアバター配合のものが効果的です。
2. シャンプーを変える
紫シャンプーを使うことで、黄ばみを抑えて綺麗な髪色をキープできます。また、ダメージケア用のシャンプーを使用すると、髪の保湿力を高めることができます。
3. ヘアアイロンやドライヤーの温度を下げる
ブリーチ後の髪は熱に弱いため、高温のヘアアイロンやドライヤーを避け、低温設定(120〜140℃)で使用するとダメージを抑えられます。
まとめ
縮毛矯正後の髪にブリーチ2回で色を抜くことは可能ですが、以下の点に注意が必要です。
- 髪が太くて多い場合、2回で黄色〜明るい金髪程度まで抜ける
- 縮毛矯正後すぐのブリーチはビビり毛のリスクが高いため、3〜6ヶ月空ける
- ブリーチは美容室での施術がおすすめ(ムラやダメージを抑えるため)
- 紫シャンプーやトリートメントでアフターケアを徹底する
髪のダメージを最小限に抑えながら、理想のヘアカラーを実現するために、しっかり準備をしましょう。
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