髪をブリーチすることで明るい髪色を手に入れることができますが、髪質によっては色が抜けにくいこともあります。特に水色などの淡いカラーを入れるには、ベースのトーンが重要になります。今回は、ブリーチ4回で17トーンまでしか明るくならなかった場合、水色をきれいに発色させるための方法を解説します。
なぜ髪質によってブリーチの抜け方が違うのか?
同じ回数ブリーチをしても、人によって抜ける明るさには違いがあります。主な要因は以下の通りです。
- 髪のメラニンの量:もともとの髪色が濃いほど色素が残りやすい
- 髪の太さ:太い髪は薬剤の浸透が遅く、明るくなりにくい
- ダメージの進行度:ブリーチダメージが進むと均一に抜けにくくなる
- 使用したブリーチ剤の強さ:低刺激のものほど優しく、抜け方も緩やか
水色を入れるための理想のベースは?
水色のヘアカラーは非常に淡い色で、しっかり発色させるためにはベースの明るさが重要になります。
✔ 水色に適したベース
- 18トーン以上(白っぽく抜けている状態)
- 黄ばみが少なく、青系カラーがそのまま乗る状態
17トーンでも可能ですが、黄ばみが強いと緑っぽく発色してしまう可能性があります。
水色カラーをきれいに発色させる方法
✔ 追加のブリーチを行う
現在17トーンの場合、あと1回ブリーチを加えることで18〜19トーンに到達する可能性があります。ただし、髪のダメージも考慮する必要があります。
・ケアブリーチ(ファイバープレックスなど)を使用する
・オキシ(過酸化水素)を低めのもの(3%以下)にする
・毛先などダメージが大きい部分には無理にブリーチをしない
✔ 黄ばみを消すためにムラシャンを使う
ブリーチ後に黄ばみが残っていると、水色を入れた際に緑っぽくなることがあります。ムラサキシャンプー(ムラシャン)を使用し、黄ばみを抑えることで、よりクリアな水色に仕上がります。
✔ 水色のカラーバターやカラーシャンプーを活用
サロンカラー以外にも、自宅でのメンテナンス用としてカラーバターやカラーシャンプーを使用すると、色持ちが良くなります。
- エンシェールズ カラーバター(アクアブルーなど)
- ロイド カラーシャンプー(アッシュ系)
まとめ
・ブリーチ4回で17トーンなら、もう1回のブリーチ+ムラシャンで18トーンを目指すのがベスト
・黄ばみが強い場合はムラシャンでトーン調整してから水色を入れる
・ダメージを抑えるためにケアブリーチやカラーバターを活用する
水色カラーを美しく仕上げるには、ベースの調整が重要です。適切な方法でブリーチを進め、理想のヘアカラーを手に入れましょう!
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