フェイススチーマーを何年も放置していた場合、内部に雑菌やカビが繁殖している可能性があり、そのまま使用するのは衛生的に良くありません。安全に再使用するためには、適切なクリーニングを行うことが大切です。
フェイススチーマーを清潔にするべき理由
フェイススチーマーの内部には水が残りやすく、特に長期間使用していない場合は雑菌やカビが発生しやすくなります。また、水垢やミネラル成分が付着していることもあり、これがスチームの噴出口を詰まらせる原因になることもあります。
フェイススチーマーのクリーニング方法
以下の手順でスチーマーの内部と外部をしっかりと清掃し、安全に使用できる状態にしましょう。
1. 取扱説明書を確認
スチーマーのメーカーによって推奨されるお手入れ方法が異なるため、まず取扱説明書を確認してください。特に、洗浄可能な部品や注意事項が記載されていることが多いです。
2. 水タンクの洗浄
スチーマーの水タンクは雑菌が繁殖しやすい部分です。以下の方法で洗浄を行いましょう。
- 水タンクに水と中性洗剤を入れ、よく振って洗浄する。
- その後、水で十分にすすぐ。
- カビや臭いが気になる場合は、水500mlに対し小さじ1杯のクエン酸を溶かし、30分ほど浸け置きしてからすすぐ。
3. スチーム噴出口の掃除
スチームの噴出口が詰まっていると、スチームの出が悪くなったり、雑菌が繁殖したりする原因になります。
- 綿棒や歯間ブラシを使って、噴出口に付着した汚れを優しく拭き取る。
- 硬水地域で使用していた場合、水垢が溜まることがあるので、クエン酸を含ませた布で拭くと効果的。
4. 内部の除菌・カルキ除去
スチーマー内部の清掃を行い、雑菌の繁殖や水垢の蓄積を防ぎます。
- 水タンクに水とクエン酸(小さじ1〜2杯)を入れ、スチーマーを作動させる。
- 10分ほどスチームを出した後、内部の水を捨てる。
- 新しい水を入れて再びスチームを作動させ、クエン酸の残りを取り除く。
5. 外部の清掃
スチーマーの本体や操作ボタンも、ホコリや汚れが付着しやすいため、清掃を行いましょう。
- 柔らかい布を使い、表面のホコリや汚れを拭き取る。
- 汚れがひどい場合は、アルコール除菌シートを使用する。
フェイススチーマーを長持ちさせるためのポイント
スチーマーを衛生的に保つために、定期的なお手入れを行いましょう。
1. 使用後は必ず水を捨てる
水タンクに水を残したままにすると、雑菌の繁殖につながるため、使用後は毎回水を捨ててください。
2. 定期的にクエン酸洗浄を行う
カルキの蓄積を防ぐため、月に1回程度、クエン酸を使用した洗浄を行うのが理想的です。
3. 乾燥させて保管する
使用後はフタを開けた状態でしっかり乾燥させ、湿気がこもらないようにしましょう。
まとめ
長期間使用していなかったフェイススチーマーは、雑菌やカビが繁殖している可能性があるため、以下の手順でしっかりとクリーニングしましょう。
- 水タンクを洗浄し、クエン酸で内部の除菌・カルキ除去を行う。
- スチーム噴出口を綿棒や歯間ブラシで清掃する。
- 本体の外部もアルコール除菌シートで拭き取る。
- 使用後は水を捨て、しっかり乾燥させて保管する。
これらの方法を実践すれば、スチーマーを安全に再使用することができます。しっかりとクリーニングを行い、安心してフェイススチーマーを活用しましょう。
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