まつ毛パーマの施術中に痛みを感じることは稀ですが、施術の工程によっては不快感や鋭い痛みを伴うことがあります。特に上下のパリジェンヌラッシュリフトでは、ロッドやテープ以外にも施術の際に使用されるさまざまなアイテムが影響を与えることがあります。
まつ毛パーマ施術中に感じる痛みの原因とは?
1. 目元に置かれる保護シートやパッドの影響
施術では、下まつ毛を保護するためにアイパッドやテープを使用します。このアイパッドの素材や配置の仕方によっては、まぶたの間に入り込み、目に当たることがあります。
特に目を閉じている状態で上下のロッドを装着するため、圧迫感や異物感を感じることがあります。場合によっては、ズレたパッドが角膜に触れて痛みを引き起こすこともあります。
2. 施術中に使用される薬剤の影響
パリジェンヌラッシュリフトでは、1液・2液のパーマ液が使用されます。通常、目にしみないように施術が行われますが、薬剤が少しでも皮膚や目に触れると刺激を感じることがあります。
ただし、今回のケースでは「鋭利な痛み」とのことなので、薬剤が直接影響している可能性は低いかもしれません。
3. テープや器具の配置が合っていない
施術中には、ロッドを固定するためにテープが使われます。このテープが目の際に当たると、痛みを感じる場合があります。また、施術者が無意識のうちにまぶたを引っ張ることがあるため、それが痛みにつながることもあります。
目の構造は人それぞれ異なるため、テープやアイパッドの配置が合わないと、目に違和感や痛みを感じやすくなります。
痛みがある場合の対処方法
1. 施術中に痛みを感じたらすぐに伝える
施術者は「痛みがあれば言ってください」と言ってくれますが、静かな雰囲気だと伝えづらいこともあります。しかし、痛みを我慢すると目に負担がかかり、施術後の違和感が長引くことがあります。
施術中に少しでも痛みを感じたら、迷わず伝えましょう。「少し痛いかも」「ちょっと違和感があります」とやんわり伝えるだけでも、施術者が調整しやすくなります。
2. 事前に「目が敏感であること」を伝える
施術前に、「前回の施術で痛みを感じた」と伝えておくと、アイパッドの位置を慎重に調整してもらえる可能性があります。
また、目の形や敏感さによって施術の方法を変えられる場合もあるため、事前に相談することをおすすめします。
3. 予約時間内でやり直しが可能か確認する
痛みが強く、施術の途中で中断せざるを得なかった場合、再施術が可能かどうかを確認しておくと安心です。
一般的に、サロンによっては施術に問題があった場合、無料でやり直しが可能なケースもあります。事前に「痛みがあったら再施術できるかどうか」を確認しておくと良いでしょう。
まとめ
まつ毛パーマ(パリジェンヌラッシュリフト)施術中の痛みの主な原因は、保護シートのズレ・テープの配置・器具の圧迫などが考えられます。
痛みを感じたら遠慮せずに伝え、事前に「目が敏感なので気をつけてほしい」と相談することで、より快適に施術を受けることができます。
また、もし強い痛みが続く場合は、眼科を受診して目のトラブルがないか確認することも大切です。
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