「レイヤーを入れたい」と美容室でオーダーしたのに、顔周りだけしか切られなかった…そんな経験はありませんか?レイヤーカットは顔周りだけに入れることも、全体的に入れることも可能ですが、美容師さんに正確に伝えないと、希望の仕上がりにならないことがあります。
1. レイヤーカットとは?
レイヤーカットとは、髪の長さに段差(グラデーション)をつけるカット技法です。髪の動きを出しやすくし、軽やかな印象を与えます。
レイヤーの入れ方には以下の種類があります。
- 顔周りレイヤー:顔周りの髪に段差をつけるスタイル
- 全体レイヤー:頭全体にレイヤーを入れ、軽さや動きを出す
- トップレイヤー:トップ(頭頂部)の髪を短くし、ふんわり感を出す
2. 「レイヤーを入れたい」と伝えると顔周りだけになる?
結論から言うと、美容師さんの解釈によります。レイヤーカットの基本的な考え方として、顔周りレイヤーを入れることが多いため、「レイヤーを入れたい」と言うと、顔周りだけカットされることもあります。
美容師さんによっては、「レイヤー=顔周りのみ」と解釈し、細かく確認せずに施術を進める場合もあるため、事前にしっかりと希望を伝えることが大切です。
3. 美容室で理想のレイヤーカットをオーダーするコツ
「思っていたのと違う…」と後悔しないために、次のようなポイントを意識しましょう。
◆ 希望のスタイルを画像で伝える
言葉だけではイメージが伝わりにくいため、希望のスタイルの画像を見せるのが効果的です。
たとえば、TWICEのサナさんのようなレイヤースタイルを希望するなら、その画像を美容師さんに見せながら「このように全体的にレイヤーを入れてほしい」と具体的に伝えましょう。
◆ 「顔周りだけでなく全体に入れてほしい」と伝える
単に「レイヤーを入れてください」と言うのではなく、以下のような言い方をすると明確になります。
- 「トップの長さは顎くらいにして、そこから全体にレイヤーを入れてほしい」
- 「顔周りだけでなく、後ろの髪にも段差をつけて軽さを出したい」
- 「前髪と顔周りをつなげるようにレイヤーを入れてほしい」
◆ 「長さはどこまで残すか」を伝える
レイヤーカットでは、最短部分と最長部分の長さを明確にすることが重要です。「一番長い髪は今のまま」「短い部分は顎くらい」といった具合に、長さのイメージを伝えましょう。
4. もし希望通りにカットされなかった場合は?
もし希望と違う仕上がりになった場合でも、すぐに美容室で相談することができます。
◆ 仕上がりの確認時に調整してもらう
カットが終わった後、仕上がりをチェックする時間があります。その際に「もう少し段差をつけてほしい」と伝えれば、微調整してもらえます。
◆ 次回のカットでリベンジする
一度のカットでは理想のスタイルにならないこともあります。次回の美容院では「前回の仕上がりがこうだったので、今回はもっとこうしたい」と伝えるとスムーズです。
5. まとめ
「レイヤーを入れたい」とオーダーすると、顔周りだけのカットになることもあります。希望通りのスタイルを手に入れるためには、画像を見せる・全体の長さを伝える・レイヤーの範囲を明確にすることが大切です。
次回のカットでは、ぜひ今回のポイントを参考にして、美容師さんとのコミュニケーションを工夫してみてください!
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