ヘアバームをつけたままヘアアイロンをしてしまった時の髪のダメージ対処法

ヘアケア

スタイリングの際にヘアバームをつけたままヘアアイロンを使用してしまい、髪がギシギシしたり白くなってしまうケースは意外と多いトラブルです。これは熱と油分が化学反応を起こし、髪のキューティクルを傷つけてしまった可能性が高い状態です。本記事では、このようなダメージを受けた髪への対処法とケア方法について詳しく解説します。

なぜヘアバームとヘアアイロンの組み合わせが危険なのか

ヘアバームには植物オイルやワックス成分が多く含まれており、本来は髪の保湿やツヤ出しに効果があります。しかし、高温のアイロンを当てると油分が酸化したり焦げ付いたりして、髪に付着し白い粉のような残留物を生じることがあります。

さらに高温によって髪内部のタンパク質が変性し、ギシギシとした手触りや切れ毛の原因になります。

すぐにできる応急処置

まずはシャンプーを見直し、クレンジング力の高いシャンプーでバームや油分の残留を徹底的に落とすことが大切です。週1回程度、炭やクレイ配合のシャンプーやディープクレンジングシャンプーを使うと、残留物の除去に効果的です。

また、洗髪後は必ず冷風で乾かし、摩擦を避けながら扱うようにしましょう。

ダメージ修復のためのトリートメント

熱で損傷した髪には、タンパク質補修成分(ケラチンやシルクプロテイン)を含むトリートメントを使用するのがおすすめです。これにより内部補修が期待できます。

さらに保湿成分(ヒアルロン酸、セラミド)を併用し、失われた水分を補うことで髪の柔軟性を取り戻すことができます。

美容院でできる本格ケア

自宅でのケアに限界を感じる場合は、美容院での集中トリートメントや酸熱トリートメントが有効です。酸熱トリートメントは髪内部の結合を補強し、熱による硬化を和らげる効果が期待できます。

また、美容師に相談してカットで傷んだ部分を整えることも回復の近道です。

今後同じ失敗をしないために

スタイリングの流れを見直すことも重要です。

  • アイロン前は必ず髪を素髪状態にする
  • 熱保護スプレーを使用してからアイロンを当てる
  • 仕上げにバームやオイルを使用する

このような順番を守ることで、ダメージを大幅に防ぐことができます。

まとめ

ヘアバームをつけたままのアイロンは、髪に深刻なダメージを与える可能性があります。しかし適切なシャンプーや補修トリートメント、美容院でのケアを組み合わせることで、改善することは十分可能です。今後はスタイリングの手順を工夫し、熱と油分の組み合わせを避けることで美しい髪を守りましょう。

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