美容院選びにおいて、「自分の好み」と「サロンの売り」が異なることはよくあります。たとえば、ハイトーンカラーを得意とする美容院に、黒髪やナチュラルカラーを維持したい人が通うケースも珍しくありません。この記事では、そういったサロンとお客様の関係性、カットだけを依頼することの是非、そして気持ちよく通い続けるためのヒントを紹介します。
美容院の「売り」とお客様のニーズは違っても大丈夫?
美容院が「ハイトーンカラー」などを売りにしている場合でも、そのすべてのお客様がそのメニューを利用するとは限りません。むしろ、カットの技術が高くて通っているという理由も充分に価値ある選択です。
実際に、都内の有名サロンでも「カラーやパーマはしないけれど、あのスタイリストのカットだけは好きで通っている」というリピーターは多く存在します。
美容師側の本音とお客様の気遣い
もちろん、美容師さんも売上やトレンドを意識することはあります。しかし一方で、継続的に通ってくれるお客様の存在は非常にありがたいものです。カットだけであっても、技術に信頼を寄せて来店してくれることは、美容師にとって大きなやりがいになります。
「ハイトーンを推してるのにカットばかりなんですよね〜」という言葉があったとしても、それは軽い雑談の一部であり、必ずしもネガティブな意味とは限りません。
カットだけをお願いする際にできる配慮
もし気になるようであれば、「いつも丁寧にカットしてくださってありがとうございます」など、一言添えるだけでも印象は変わります。美容師さんも「自分のカットが評価されている」と実感でき、モチベーションに繋がります。
また、スタイリング剤やシャンプーの購入、SNSでのシェアなど、カラー以外の形で応援するのも良い方法です。これらの小さな行動が、長い信頼関係を築くきっかけになります。
実際にあった例:カットのみで通うお客様の話
ある地方の美容師さんは、「毎回カットだけで10年以上通ってくださってるお客様がいる」と話してくれました。その方は白髪染めもせず、スタイルも大きくは変えないのですが、毎回の会話を楽しみにしており、美容師側もその方に合わせたスタイルを研究するのが習慣になっているそうです。
このように、施術メニューの多さ=常連の条件というわけではないことがわかります。
美容院との関係性を長く続けるために
サロン側がどんなサービスを前面に出していても、お客様の満足が最優先です。遠慮することなく「カットだけでも通い続けたい」という意思を持っていて問題ありません。
とはいえ、美容師さんも人間です。ちょっとした言葉や気遣いが、通いやすい空気を作ることに繋がります。自分のスタイルを大切にしつつ、信頼関係を築いていきましょう。
まとめ:カットだけでも堂々と通ってOK
ハイトーンを売りにしている美容院でも、カットだけをお願いするのは全く問題ありません。大切なのは、美容師さんの技術に対する信頼と、通うこと自体への感謝の気持ちです。気になる発言があったとしても、それがあなたへの不満とは限りません。自信を持って、これからもお気に入りの美容院を楽しんでください。
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