寒い時期に肩甲挙筋が凝ってしまうことはよくあります。この筋肉は首や肩周りにあるため、こりがひどくなるとめまいを引き起こすこともあります。今回は、肩甲挙筋のこりを解消するためのストレッチ方法と予防法を紹介します。
肩甲挙筋の役割とこりの原因
肩甲挙筋は、肩甲骨を上げる役割を持っている筋肉で、首から肩にかけて広がっています。この筋肉は、長時間のパソコン作業やスマホの使用、寒さなどで緊張しやすい部位です。特に寒い時期には筋肉が硬直しやすく、血行不良がこりを悪化させます。
また、肩甲挙筋が凝ると、肩こりや首の痛みだけでなく、めまいや頭痛などの症状が現れることがあります。
肩甲挙筋をほぐすためのストレッチ方法
肩甲挙筋のこりを解消するためには、ストレッチが効果的です。以下のストレッチを試してみましょう。
- 首の横を伸ばすストレッチ:座った状態で、右手で左側の頭を軽く押さえ、左耳が右肩に近づくように首を横に倒します。10〜15秒キープした後、反対側も行います。
- 肩回し:両肩を前から後ろに大きく回します。反対方向にも回して、肩甲挙筋をほぐします。
- 腕を上げて伸ばすストレッチ:両手を頭の上で合わせ、手のひらを上に向けて腕を伸ばします。肩甲挙筋を伸ばすために、肩を下げながら腕を上に引っ張りましょう。
肩甲挙筋のこりを予防する方法
ストレッチ以外にも、肩甲挙筋のこりを予防するための方法があります。
- 姿勢を正す:長時間同じ姿勢でいることを避け、背筋を伸ばして姿勢を良く保つことが大切です。
- 温める:寒さで筋肉が硬直しないように、肩や首を温めることも予防に効果的です。温湿布やシャワーを使って温まることを習慣にしましょう。
- こまめに休憩を取る:デスクワークやスマホの使用中は、1時間に1回は休憩を取り、肩を動かすことを心掛けましょう。
まとめ
肩甲挙筋のこりを解消するためには、ストレッチや予防策が効果的です。寒い時期は特に筋肉が硬直しやすいため、こまめに体を温めたり、姿勢を改善することが重要です。ストレッチを日常生活に取り入れて、こりを防ぎ、快適な生活を送りましょう。

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