ジョギングで使う筋肉はふくらはぎだけ?サーモグラフィーで見る運動効果

ジョギング

ジョギングをしていると、足や体の一部が温まるのを感じることがあります。しかし、ジョギングが実際にどの筋肉をどれくらい使っているのか、またサーモグラフィーで確認した際にふくらはぎだけが赤くなるという話が本当か、気になる方も多いでしょう。この記事では、この点を科学的に解説します。

ジョギングにおける筋肉の使われ方

ジョギングは、主に下半身の筋肉を使う有酸素運動です。ふくらはぎ、太もも(特に大腿四頭筋)、臀部(お尻)などが主に使われます。歩くときに比べて、ジョギングでは特に脚の筋肉に強い負荷がかかります。ふくらはぎは、特に着地時や蹴り出し時に重要な役割を果たしますが、他の部位も同様に活発に働いています。

サーモグラフィーによる筋肉の温度変化

サーモグラフィーで筋肉の温度を測定した場合、ジョギング後に温度が上がった部位が赤く表示されることが一般的です。確かに、ふくらはぎが赤くなることはありますが、これはふくらはぎが特に活発に動く部位であり、血流が増加して温度が上昇するためです。しかし、実際には他の部位—例えば太ももや臀部など—も温度が上がるため、単に「ふくらはぎだけ」というのは不正確です。

なぜふくらはぎが目立つのか?

ジョギングでは、特に足を蹴り出す際にふくらはぎの筋肉が強く使われます。このため、ふくらはぎの血流量が増加し、他の部位よりも目立つ温度上昇が確認されることがあります。それでも、太ももや臀部の筋肉も同様に重要な役割を果たしており、温度が上昇します。

まとめ

「ジョギングではふくらはぎの筋肉しか使わない」というのは誤解です。実際には、ジョギング中にふくらはぎをはじめ、太ももや臀部など、複数の筋肉が同時に働きます。サーモグラフィーではふくらはぎが目立つことが多いですが、それだけではジョギング全体の筋肉使用を評価することはできません。ジョギングを行うことで、全身の筋肉がバランスよく強化されます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました