アイリストとしての技術が求められる中、まつ毛の巻き上げに使用するアイテムは重要です。特に、ワセリンを使った巻き上げが良いのか、それとも他のアイテムを使うべきか悩むアイリストも多いでしょう。今回の記事では、ワセリンを使用した巻き上げについて、メリット・デメリットを解説し、グルーやバームとの違いについても触れます。
ワセリンで巻き上げを行うメリットとデメリット
ワセリンは保湿効果があり、肌に優しいため一見、巻き上げ時に使いやすいと思われがちです。しかし、まつ毛エクステンションの技術において、ワセリンは薬剤(2液)の浸透を防ぐ可能性があるため注意が必要です。
また、ワセリンは油分が多く、グルーやバームに比べてまつ毛エクステンションの接着に影響を与える可能性もあります。エクステの持ちが悪くなる原因にもなり得るため、使用を避けるべき場合もあります。
グルーやバームとの違い
グルー(接着剤)やバームは、まつ毛エクステンションを長時間持たせるために特別に処方されています。これらは粘着力が高く、薬剤の影響を受けにくい設計です。ワセリンと比べて、エクステの持ちや安定性が格段に優れています。
特に、グルーはプロフェッショナル向けに開発された製品であり、適切な使用を行うことでまつ毛の仕上がりを長持ちさせることができます。バームは保湿効果も兼ね備えているため、乾燥やダメージが気になる場合にも使用が推奨されます。
ワセリン使用時のリスクと推奨される代替品
ワセリンを使用する場合、薬剤がうまく作用しないリスクがあるため、施術後の持ちが悪くなる可能性があります。そのため、ワセリンを使う代わりに専用のアイテムを使用することをおすすめします。
例えば、グルー用の下地として使える「アイラッシュバーム」や「アイラッシュプライマー」などは、まつ毛に負担をかけず、接着力を高める効果があります。また、施術前のまつ毛の状態を整えることも、仕上がりに大きな影響を与えます。
まとめ
アイリストとしてワセリンを使用することにはリスクが伴います。エクステの持ちや仕上がりに影響を与える可能性があるため、ワセリンではなく、グルーやバームなど専用のアイテムを使用することを強くおすすめします。技術や知識を深めることで、お客様の満足度を高め、長期間の効果を実感していただけるでしょう。


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