ツイストパーマをきれいに維持するには、毎日のセット方法がとても大切です。間違ったケアをすると、せっかくのツイスト感がダレたり、パサついて見えたりすることも。この記事では、ツイストパーマのセット手順を「濡らす・乾かす・仕上げる」の3ステップでわかりやすく解説します。
ツイストパーマの基本的なセットの流れ
ツイストパーマは、濡れた状態でウェーブが最も強く出るため、セットの最初は必ず「髪をしっかり濡らす」ことから始めましょう。その後、ヘアミルクやヘアオイルで保湿しながら、自然な束感を作るのがポイントです。完全に乾かすよりも、やや湿り気を残すことで理想的な質感になります。
基本の流れは次の通りです。
- 髪を全体的に濡らす
- タオルドライで軽く水気を取る
- ヘアミルクやスタイリング剤を馴染ませる
- ドライヤーで8割ほど乾かす
- 仕上げにワックスやオイルで整える
濡らすタイミングとヘアミルクの使い方
まず、髪全体をシャワーや霧吹きでしっかり濡らします。乾いたままセットするとパサつきが出やすく、パーマのカールが活きません。その後、タオルで水分を軽く取ってから、ヘアミルクを適量(500円玉大ほど)手に取り、髪全体に均一に馴染ませましょう。
ヘアミルクはカールを保湿し、やわらかく仕上げる役割があります。特に毛先やダメージが気になる部分に重点的に塗布すると効果的です。ベタつかないタイプを選ぶと、仕上がりがナチュラルになります。
ドライヤーの使い方と乾かす目安
ドライヤーは、完全に乾かすのではなく「8割乾き」を目指します。まずは根元を中心に風を当て、手ぐしや指でねじるように形を整えながら乾かしましょう。毛先をねじりながら乾かすことで、ツイストの形がよりくっきり出ます。
また、ドライヤーの温風で全体を整えたあと、冷風で固定するとツヤと持ちがアップします。ドライヤーを使う際は、風を強く当てすぎないよう注意してください。強風だとツイストが伸びてしまい、せっかくの質感が崩れることがあります。
スタイリング剤の選び方と仕上げ
ツイストパーマには、適度なセット力と保湿力を持つスタイリング剤が向いています。おすすめは「ミルク系ワックス」や「バームタイプ」です。軽い質感のジェルやグリースも人気ですが、ナチュラルに仕上げたい場合は、柔らかめのワックスを選ぶと良いでしょう。
セットの仕上げには、毛先を軽くねじるように整えながらスタイリング剤をなじませます。前髪やトップにボリュームを出したい場合は、少量を指先で調整して動きを作りましょう。
ツイストパーマを長持ちさせるコツ
ツイストパーマを長く楽しむには、毎日のケアが欠かせません。寝る前に軽くヘアオイルを毛先につけて保湿することで、パサつきや摩擦を防ぎます。また、ドライヤーの熱を直接当てすぎず、自然乾燥に近い方法を取り入れると、カールがきれいに維持できます。
さらに、スタイリング剤のつけすぎに注意し、週に数回はシャンプーでしっかり洗い流すこともポイントです。スタイリング剤の残留があると、髪が重くなり、ツイストがだれやすくなります。
まとめ
ツイストパーマのセットは、「濡らす→保湿→8割乾かす→スタイリング」の流れが基本です。ヘアミルクは濡れた髪に馴染ませ、ドライヤーで乾かしながら形を整えるのがポイント。しっかり乾かしすぎず、ツイストの動きをキープしながらセットすれば、サロン帰りのような質感を再現できます。毎日のケアを丁寧に続けて、ツイストパーマの魅力を長く楽しみましょう。
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