1日1700カロリーの摂取で体重が減らない理由について、今回はその原因と改善策を解説します。筋トレや有酸素運動を行っているにも関わらず、体重が減らないという悩みを持つ方は多いです。実は、カロリー摂取や消費だけでなく、体の変化に関わるさまざまな要因が影響しています。
1. カロリー摂取と消費の基本的な理解
体重はカロリーの摂取と消費のバランスによって決まりますが、1700カロリーでメンテナンスカロリーよりも低い場合、基本的には体重は減るはずです。しかし、体重が変わらないのは、摂取カロリーの計算ミスがあるか、あるいは体が適応してしまっている可能性があります。
例えば、食事の内容(栄養バランス)が偏っている場合、体はエネルギーを効率的に使おうとするため、減量が進まないことがあります。
2. 筋トレと有酸素運動の影響
週5回の筋トレと週4回の有酸素運動を行っているとのことですが、筋肉量が増加すると、体重が減りにくいことがあります。筋肉は脂肪よりも重いため、体脂肪が減って筋肉が増えている場合でも、体重が大きく減ることはありません。
その場合、体脂肪率の変化を意識した方が良いでしょう。写真で腕の血管が濃くなったりと変化が見られることから、体脂肪は減少している可能性が高いです。
3. カロリー摂取の計算ミスと隠れたカロリー
カロリーの計算が正確でも、食事に含まれる隠れたカロリーを見逃していることがあります。例えば、調味料やドレッシング、飲み物などのカロリーが意外と高いことがあります。また、食べ物の量を正確に測るのも難しいため、再確認してみることをおすすめします。
さらに、基礎代謝や運動によるカロリー消費量も個人差があり、思ったより消費されていない場合もあります。
4. 停滞期の可能性とその対策
ダイエット中に体重が減らない期間は、停滞期と呼ばれるものです。体が新しい状態に適応し、カロリー消費を抑えるようになるため、一時的に体重が減らなくなることがあります。
この場合は、摂取カロリーを一時的に増減させたり、運動の強度や種類を変えることで、停滞を打破することが可能です。
まとめ
体重が減らない原因は多岐にわたりますが、最も重要なのは体脂肪率の変化を意識することです。筋肉量が増えることで体重が減りにくくなることがあるため、体重だけにこだわらず、体脂肪の減少や健康状態の改善を目指すことが大切です。
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