ヒップスラストはお尻の筋肉を効果的に鍛えるエクササイズですが、フォームが重要です。特に70kgという重さを使う場合、フォームが崩れると怪我の原因にもなります。ここでは、動画で紹介されているヒップスラストのフォームに対する修正点を詳しく解説します。
1. 足の位置と膝の角度
ヒップスラストを行う際、足の位置が非常に重要です。足が遠すぎたり近すぎたりすると、効率的にお尻の筋肉を使うことができません。足は肩幅程度に開き、膝が90度になるように設置します。膝がつま先を超えるような位置にならないよう注意しましょう。
膝を直角に保つことで、股関節に負担がかかりすぎず、お尻にきちんと刺激を与えることができます。
2. 背中と肩甲骨のポジション
動画内で見られる背中の反りが強いと、腰に負担がかかる原因になります。ヒップスラスト中は、肩甲骨をベンチにしっかりと乗せ、背中を自然にまっすぐに保つようにします。
腰が反りすぎないように意識することで、腰痛の予防になります。動作中は背中を丸めず、腰の下部が痛まないように注意しましょう。
3. バーの下ろし方と上げ方
バーを上げる際、膝が完全に伸びるまでしっかり上げ、胸を開いてお尻を締めることが大切です。バーを下ろす時は、過度に下げすぎないように、股関節をゆっくりと動かしていきます。
バーを上げるときには、お尻に力を入れて押し上げ、力をかけすぎて背中や腰を反らせないように注意します。
4. 動作中の呼吸法
呼吸もヒップスラストを行う際に重要なポイントです。バーを上げるときに息を吐き、下ろすときに息を吸うことで、腹圧を保ち、腰に余計な負担をかけません。
呼吸が浅くなると、フォームが崩れやすくなるため、深くしっかりと呼吸を意識して行うようにしましょう。
5. まとめ
ヒップスラスト70kgを扱う際は、フォームに細心の注意を払い、負荷を正しい筋肉にかけることが大切です。足の位置、背中のポジション、バーの扱い方に気をつけ、呼吸も意識して行うと、より効果的に筋肉を鍛えることができます。
動画を参考にフォームを確認し、無理なくトレーニングを続けていきましょう。最初は軽い重量から始めて、徐々に負荷を増やしていくのが理想です。
コメント