「毛量が多い」「クセ毛で広がる」「縮毛矯正もできない」という悩みを抱える方は少なくありません。特にカラーやブリーチをしていると髪へのダメージを考えて矯正が難しいため、日常のヘアケアやスタイリングが大切になってきます。ここでは毛量を抑えて自然にまとまるための具体的な方法を紹介します。
なぜ毛量が多いと感じるのか?
毛量が多い人は実際に本数が多い場合もありますが、多くは「髪の太さ」「クセによる広がり」「乾燥」が原因でボリュームが出てしまいます。特に肩下くらいの長さは広がりやすく、毛先のまとまりがなくなることで「髪が多い」と感じやすくなります。
そのため、ただすくのではなく、ダメージを減らして髪を落ち着かせる工夫が必要です。
毛量を抑えるためのヘアケア方法
日常のケアで大切なのは「保湿」と「ダメージ補修」です。
- 保湿シャンプー・トリートメント:アミノ酸系やしっとり系を選びましょう。
- 洗い流さないトリートメント:オイル系がおすすめ。広がりを抑え、まとまり感が出ます。
- タオルドライはやさしく:ゴシゴシ拭くと広がりの原因になるため、タオルでポンポンと水気を取るのが基本です。
例えば、アルガンオイルをお風呂上がりに髪全体に馴染ませるだけで、朝のまとまりやすさが格段に変わります。
広がりを抑えるスタイリングのコツ
毛量が多い人におすすめのスタイリング法は以下の通りです。
- ドライヤーは上から風を当てる:下から乾かすと広がりやすいため、上から風を当ててキューティクルを整えます。
- ストレートアイロンで軽く整える:縮毛矯正ほど強い熱処理ではなく、軽くクセを伸ばすだけで十分。
- スタイリングオイルやバーム:毛先に馴染ませると重さが出て、広がりが抑えられます。
実際に毛量が多い方の中には「朝はアイロンで全体を整え、最後にオイルで仕上げるだけで一日中まとまる」と話す人もいます。
カットや美容室でできる工夫
セルフケアだけでなく、美容室での工夫も有効です。
- セニング(すきバサミ)ではなく量感調整:すきすぎると逆に広がることがあるため、毛先を中心に軽く調整してもらうのがポイント。
- レイヤーカット:段差を入れることでボリュームを抑えて自然に見せられます。
- トリートメントや酸熱トリートメント:縮毛矯正よりダメージが少なく、クセを緩和できます。
例えば、酸熱トリートメントを定期的に受けると「縮毛矯正までは必要ないけど広がりは抑えたい」という人にぴったりです。
毛量が多い人向けのおすすめアレンジ
どうしても広がりやすい日はアレンジで乗り切るのもおすすめです。
- 低めのひとつ結び:毛量が多くてもすっきり見せられる。
- お団子やシニヨン:毛量がある分、ボリュームのあるアレンジが映えます。
- ハーフアップ:広がる毛を一部まとめることで扱いやすくなります。
髪をまとめるときはオイルやバームをつけてからアレンジすると、仕上がりが格段に綺麗になります。
まとめ
毛量が多くてクセ毛があると大変に感じますが、縮毛矯正をしなくてもヘアケアやスタイリングで十分にコントロール可能です。ポイントは「保湿ケア」「スタイリングオイルの活用」「美容室での量感調整」。さらに、まとめ髪アレンジを取り入れることで毎日のストレスも軽減できます。自分に合った方法を見つけて、髪を楽しめるようにしましょう。
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