セルフジェルネイルを始めたばかりの方がよく悩むのが、爪の根本(キューティクルライン)をどこまで塗るべきかという問題です。「髪の毛1本分あける」と言われる一方で、「キワまでしっかり塗るべき」という意見も。この記事では、実際にプロのネイリストも実践する塗り方のコツや、シーン別のおすすめ方法をご紹介します。
基本は“少し隙間をあける”のがベター
一般的に、セルフネイル初心者の方は、根本に1mmほどの隙間をあけて塗るのが推奨されています。理由は以下の通りです。
- 皮膚にジェルが付着するとリフト(浮き)の原因になる
- 塗りすぎると根本が厚くなり、ナチュラルさが失われる
- ネイル筆のコントロールが難しく、失敗しやすい
1mmほどの隙間は、見る人からはほぼわからない程度。髪の毛1本分の意識でもOKですが、無理をせずに“皮膚には絶対つけない”を優先しましょう。
キワまで塗るのは上級者向け
プロのネイリストや経験豊富なセルフネイラーは、キューティクルのラインにピッタリ合わせるテクニックを使うことがあります。これにより、ネイルの持ちがよく見える&美しい仕上がりになりますが、以下の条件が必要です。
- キューティクルケア(甘皮処理)がしっかりできている
- 筆の扱いに慣れていて、細かく操作できる
- 皮膚にジェルがはみ出していないことを確認できる
実際のネイルサロンでは、プッシャーやマシンを使って甘皮をしっかり除去してから、キワまで塗るのが基本です。セルフ派の方も、ネイルケアを丁寧にすることでこの方法に近づけることができます。
どちらが正解?用途とレベルで選ぼう
最終的に「どちらが正解か」は目的によって異なります。
塗り方 | おすすめの人 | メリット |
---|---|---|
隙間をあける | 初心者・時短重視 | 失敗しにくい、リフトしにくい |
キワまで塗る | 上級者・長持ち重視 | 仕上がりが綺麗、持ちが良く見える |
初心者はまず“隙間あり”で確実に仕上げるのが成功の鍵です。慣れてきたら、キワ塗りに挑戦してみましょう。
仕上がりを綺麗に見せるコツ
隙間が空いていてもネイルが綺麗に見えるようにするためには、次の点がポイントです。
- キューティクルラインを整える(甘皮処理を丁寧に)
- トップジェルをなだらかに仕上げる(厚塗りせず均一に)
- ライトでの硬化時間をしっかり守る
また、ジェルが皮膚に付いてしまった場合は、硬化前にウッドスティックや綿棒で必ず拭き取りましょう。これを怠ると、リフトやアレルギーの原因になります。
まとめ:キワ塗りは焦らずステップアップ
セルフジェルネイルの根本の塗り方に正解はありませんが、自分の技術と目的に合わせて選ぶのがベストです。初心者の方は1mm程度隙間をあけて塗り、慣れてきたらキワ塗りにも挑戦してみましょう。
丁寧なケアと焦らない気持ちで、セルフネイルもプロのような仕上がりが目指せますよ!
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