ヘアセットをするとき、ワックスだけではスタイルが崩れることもあります。そのため、ケープのような固める系のスプレーと併用すべきか悩む人も多いのではないでしょうか?この記事では、ワックスとスプレーの違いや、正しい使い方について解説します。
ワックスとスプレーの役割の違い
① ワックスの役割
ワックスは主に髪の動きや束感を出し、毛流れを作るために使用されます。セット力がありつつも、時間が経つと髪が崩れやすくなるため、長時間キープしたい場合はスプレーの併用が必要です。
また、ワックスにはマット系・ツヤ系・ファイバー系など種類があるため、理想のヘアスタイルに応じた選び方が重要です。
② スプレー(ケープなど)の役割
スプレーは主にヘアスタイルを長時間固定するために使われます。ワックスと違って、髪に動きをつけることはできませんが、崩れにくくするのが特徴です。
スプレーにもハード・ソフト・シャワータイプなどがあり、用途に応じて使い分けるとより理想のセットが可能になります。
ワックスとスプレーを併用するべきケース
① 崩れやすいヘアスタイルの場合
動きのあるスタイルや、ボリュームを出すセットはワックスだけだと崩れやすいです。スプレーを使って仕上げることで、一日中キープしやすくなります。
② 湿気が多い日や汗をかきやすいとき
湿気や汗で髪が崩れやすい日は、ワックスのみではスタイルが維持できません。スプレーを使うことで湿気対策ができ、キープ力がアップします。
③ 前髪をキープしたいとき
前髪をキープするためには、ワックスだけでなく軽くスプレーを振るのがおすすめです。特に風の強い日や汗をかく場面では、スプレーが効果的です。
ワックスとスプレーの正しい使い方
① ワックスを髪全体になじませる
ワックスは手のひらにしっかり伸ばし、髪全体に均等につけることが大切です。つけすぎるとベタつく原因になるため、少量ずつ使いましょう。
② スプレーは適量をふりかける
スプレーを振る際は、髪から20〜30cmほど離して均等に吹きかけるのがポイントです。近すぎるとベタつきや白い粉の原因になるので注意しましょう。
③ 仕上げに軽く整える
スプレーをかけた後、手ぐしで軽く整えると自然な仕上がりになります。ガチガチに固めるのではなく、適度に調整することが大切です。
ワックスとスプレーを使わなくてもOKなケース
① ナチュラルなセットの場合
あまりスタイリングをしないナチュラルな髪型であれば、ワックスやスプレーを併用しなくても問題ありません。
② ワックス自体のセット力が強い場合
ハードワックスなどキープ力の強いワックスを使用している場合、スプレーを使わなくても長時間持つことがあります。
まとめ
ワックスとスプレーは、それぞれ異なる役割を持っており、併用することでヘアスタイルのキープ力がアップします。
動きのあるスタイルや、長時間崩したくないときにはスプレーを併用するのがおすすめですが、ナチュラルなセットや強いワックスを使う場合は、スプレーなしでも問題ありません。
正しい使い方を意識して、理想のヘアスタイルをキープしましょう!
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