鼻整形を受けた後、術後の経過として出血が続くことがあります。特に手術から10日〜2週間ほど経過しても出血が見られると、不安を感じる方も多いでしょう。
この記事では、鼻整形後の出血が続く原因や注意すべきポイント、そして適切な対処方法について詳しく解説します。
鼻整形後の出血の原因
① 手術による傷の回復途中
鼻整形では、鼻の内部や外部の組織を切開するため、完全に傷がふさがるまでに時間がかかります。一般的に、術後1週間は大きな腫れや軽度の出血が続くことが多いですが、個人差があります。
② 鼻の乾燥や刺激
術後の鼻の粘膜は非常に敏感な状態になっています。特に乾燥した空気や鼻をかむなどの刺激によって、出血が長引くことがあります。
- 空気の乾燥を防ぐために加湿器を使用する
- 鼻を強くかまない、こすらない
③ 内出血の影響
鼻整形では内部の血管にもダメージが加わります。そのため、一度止まった血が再び流れ出ることもあります。
- 鼻を下に向けた状態でいると、出血が促されることがある
- 出血しやすい時期は無理な運動を避ける
鼻整形後の出血が続く場合の対処法
① 出血がある場合の対処
鼻から出血した際は、以下の方法で止血を試みましょう。
- 清潔なティッシュやガーゼで軽く押さえる
- 頭を少し前に倒し、口呼吸をする
- 氷や冷却パックを鼻にあて、血管を収縮させる
※上を向くと血が喉に流れ込み、気分が悪くなることがあるため避けましょう。
② 術後のケアで意識すべきポイント
- 鼻の乾燥を防ぐためにワセリンや軟膏を塗る
- 鼻の内部を強く触らない
- 湯船につかると血行が良くなり出血しやすくなるため、術後2週間程度はシャワーのみにする
出血が長引く場合の注意点
通常、術後の軽い出血は1〜2週間で落ち着きますが、以下のような症状がある場合は、すぐに医師に相談しましょう。
- 出血量が多い(ティッシュを何枚も使うほど)
- 出血とともに膿が出る、または悪臭がある
- 発熱や強い痛みを伴う
まとめ
鼻整形後の出血は、術後10日〜2週間ほど続くことは珍しくありません。ただし、頻繁に出血する場合や、量が多い場合は医師に相談することをおすすめします。
術後の適切なケアを行い、乾燥や刺激を避けることで、回復を早めることができます。
少しでも不安がある場合は、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。
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