ホットヨガを始める際に「ヨガマットはどれを選べばいいの?」と悩む方は多いでしょう。特に、100均のヨガマットはコスパが良い反面、耐久性や使用感に不安があるという意見もあります。本記事では、ホットヨガで100均のヨガマットを使う際の注意点や、最適なヨガマットの選び方について解説します。
100均のヨガマットはホットヨガに適している?
100円ショップ(ダイソー・セリア・キャンドゥなど)では、500〜1000円程度でヨガマットを購入できます。しかし、ホットヨガでの使用にはいくつかの注意点があります。
1. 耐熱性と耐久性が低い
ホットヨガは室温35〜40℃、湿度50〜60%の環境で行われます。100均のヨガマットはPVC(ポリ塩化ビニル)製のものが多く、熱と湿気に弱いため、使用しているうちに劣化しやすいです。
2. 滑りやすくなる可能性がある
ホットヨガでは大量の汗をかくため、ヨガマットが滑りやすくなることがあります。特に100均のヨガマットは表面加工がシンプルなものが多く、汗で滑りやすくなる場合があります。
3. 床に張り付くことがある
レビューの中には「フローリングに張り付いてボロボロになった」という意見も見られます。合皮の床ではどうなるか不明ですが、長時間敷きっぱなしにすると劣化のリスクがあるため、こまめにメンテナンスが必要です。
100均のヨガマットをホットヨガで使う際の対策
「とりあえず100均のヨガマットで試したい」という場合は、以下の対策を行うと快適に使いやすくなります。
1. ヨガラグやタオルを併用する
汗をかくホットヨガでは、ヨガマットの上にヨガラグや大判タオルを敷くことで、滑りを防ぐことができます。また、マットの汚れや劣化を防ぐ効果もあります。
2. 定期的にマットを拭き取る
使用後は湿った布で拭き取り、しっかり乾燥させることで、マットの劣化を防ぐことができます。特にホットヨガ後は汗や湿気がこもりやすいため、必ず乾燥させましょう。
3. 長期使用は避ける
100均のヨガマットはあくまで一時的な使用と考え、早めにホットヨガ専用のマットへ移行するのがおすすめです。
ホットヨガにおすすめのヨガマット
長く快適にホットヨガを楽しむためには、ホットヨガ向けのヨガマットを選ぶのが理想的です。
1. ゴム製またはTPE製のマット
ホットヨガでは、ゴム製やTPE(熱可塑性エラストマー)製のマットが滑りにくく、耐熱性・耐久性にも優れています。
2. 5mm〜8mmの厚みがあるもの
ホットヨガでは汗でマットが滑りやすくなるため、適度なクッション性がありつつ安定感のある5mm〜8mmの厚みがベストです。
3. 速乾性のあるヨガラグとの併用
汗をかくホットヨガでは、速乾性のあるヨガラグと併用すると快適に使えます。特にLAVAなどのホットヨガスタジオでは、専用のヨガラグが販売されていることもあります。
まとめ
100均のヨガマットは手軽に購入できるメリットがありますが、ホットヨガの環境では劣化が早く、滑りやすくなる可能性があります。短期間での使用には工夫が必要ですが、長く続ける場合はホットヨガ専用のマットを検討するのがベストです。
最初は100均のマットを試しながら、ヨガラグの併用や定期的なメンテナンスを行い、快適にホットヨガを楽しみましょう!
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